(有)アウターネットワークは静岡県富士市、富士宮市周辺地域の活性化を目指しています。   Outer-Network

記事一覧

2010年6月号(No.87)


■ 波の高さの計測
海上の波の高さは、海底の超音波発射装置で計測したり、船からの目視や衛星を利用して計っています。平均を出しているので、実際の波の高さには誤差が生じます。

■ 新聞契約の景品
新聞公正取引協議会により、新聞契約の景品は、取引額の8%か購読料6か月分の8%のいずれか低いほうを上限としています。基準を超えた景品は問題視されています。

■ 露店が並ぶ日という意味ではありません
縁日とは『結縁日』『有縁の日』のことで、特定の神仏に縁があり、お祭りや供養をする日です。この日にお参りをすると、普段以上のご加護があると言われています。

■ 家庭用と業務用製氷機の違い
業務用の製氷機は製氷型を逆さにしたものを使い、下から型に向かって霧を噴射して氷を作るので、短時間で製氷できたり、一方の面にくぼみができたりしています。

■ 始球式での空振り
明治41年早稲田大学の試合前の始球式で、高齢の大隈重信氏の投げた球が1塁側へ大きく逸れ、打者が機転を利かせわざと空振りしストライクにしたのが習慣となりました。

■ 幽霊の額の三角布
死者が冥土に行く途中に悪霊や鬼にとりつかれないように付けたものです。また、閻魔大王に会うには帽子をかぶらなければならなかったので、代用したとも言われています。

■ 下手な役者は大根
消化のよいとされる大根は、どんな調理方法でも『当たらない』そして『すぐ下ろされる』という意味から、下手な役者を意味するようになりました。

■ ノーベル賞の賞金
賞金はノーベル財団が管理する彼の遺産(基金)の利子と株式や不動産の運用益などから捻出されているので、財団の財政状況により賞金額は変動します。

■ ペンライトで視診
眼科医の場合結膜の炎症や感染症の有無や眼球の状態を、内科医は下まぶたの裏の毛細血管の状態を見ています。視診で、貧血や胃潰瘍、肝臓疾患などの可能性も分かります。

■ 洋ナシ型の地球
人工衛星の測量によると、北極が少し出っ張っていて、北半球に少しくびれがあり、南半球は太っています。地球は決まった形ではなく、絶えず変形しています。

■ 五十音の並び順
明治に仏教色を排除するため、『いろは歌』から『五十音』になり、並びは口や喉で発音する『位置』に関係し、サンスクリット語の発音の悉曇学に基づいています。

■ 野菜と果物の境界線は?
一年草か多年草かが一つの目安です。種まきをして1〜2年で収穫できるのが『野菜』、同じ木から何回か収穫できるのが『果物』。実際は例外だらけですが…

■ 手品や漫才はなぜ『色物』?
寄席では、黒い墨で書いた落語の演目に対し、途中に挟む落語以外の芸を朱色で書いていました。このため、手品や漫才などを『色物』と言うようになりました。

■ お湯ですぐ戻るフリーズドライ
固体から水分だけを抜いた状態を作るため、急冷凍した食品を、0.06気圧以下に下げ、食品に含まれている水分を氷から水蒸気へ一気に昇華して乾燥させています。

■ 夜空に輝く星たち
キラキラと光って見えるのは、地球の大気の温度や密度の違う空気の影響で、光が屈折を繰り返すからです。星の炎の揺らめきではありません。

■ お神輿ワッショイ!
皆で力を合わせるという意味で、和一緒、和一処や『和を背負う』という言葉が『ワッショイ』の掛け声になりました。これには平和を願う気持ちも込められています。