(有)アウターネットワークは静岡県富士市、富士宮市周辺地域の活性化を目指しています。   Outer-Network

記事一覧

ゲリラ豪雨に気をつけて!!【2014年8月号No.137】


ファイル 336-1.gif

■ ゲリラ豪雨とは

 近年、『ゲリラ豪雨』という言葉をテレビやラジオでよく聞くようになりました。ゲリラ豪雨とは、集中豪雨よりも狭い範囲で短時間に集中して降る豪雨のことを指します。多いときは一時間の降水量が100ミリを超すことがあるそうです。みなさんも一度は遭遇したことがあるのではないでしょうか。ゲリラ豪雨が発生する原因は急激に発達する積乱雲にあります。真夏の日差しによって暖められた空気が上昇し、積乱雲となって大粒の雨をもたらします。さらに夕方になると日中に暖められた地表付近の空気と、上空の空気の温度差が大きくなるため、積乱雲を発達させ、大気の状態が非常に不安定になり雷を伴った豪雨となるそうです。

ファイル 336-2.gif

■ 被害や影響

 短時間に大量の雨が降ることで、洪水や土砂崩れなどの自然災害を引き起こす危険性があります。河川の氾濫により人や住居が流されたり、交通機関に乱れが生じて生活に支障が出たりと、被害は様々で社会問題にもなっています。

■ 私達にできる対策

 主に7月~9月ごろに発生するゲリラ豪雨。その特徴の一つは雷です。雷は雨が降る前に鳴り始めます。少しでも音が聞こえたら、すぐに安全な場所に避難することを心がけてください。ゲリラ豪雨は予測するのが非常に困難なため、常に天気予報をチェックすることが大切です。また『防災情報提供センター』のサイトでは、アメダス情報をリアルタイムで見ることができます。その他にも雨が降る少し前にメールで教えてくれる便利なサイトもあります。これらを活用して、被害を未然に防ぎましょう。


ゲリラ豪雨の前兆

急に空が暗くなり、黒い雲が広がる
遠くで雷鳴が聞こえる
急に冷たい風が吹く

こうした現象を発見したら、屋内に避難しましょう。
 特に地下道やトンネルからは離れてください。
ゲリラ豪雨時の車の運転は危険です。
 雨が弱くなるまで安全な場所で待機してください。