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【2025年11月号】ゴレガン馬祭り【No.272】

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 ゴレガン馬祭り(The Golegã National Horse Fair)は、ポルトガルのゴレガンで毎年11月上旬に10日間に渡り行われる馬の祭典で450年以上の伝統があるお祭りです。
ゴレガンは首都リスボンから北東約130㎞サンタレン地区にある小さな村ですが、昔からポルトガル原産のルシターノ(Lusitano)種という馬のブリーダーが多く住むことから「馬の都」と呼ばれています。
 ルシターノ種は紀元前2000年にはすでに存在していて、紀元前800年には軍用として有名になった馬です。とても勇敢な性格で知性に富んでいるところから、現在では主にドレッサージュ(馬場馬術)と闘牛で活躍しています。
 ゴレガン馬祭りの起源は、1571年に始まった農業フェアです。その時は普通の農業フェアだったのですがここにルシターノ種のブリーダーたちも招待されていたため、彼らは自慢の馬を披露して売買を始めました。
その後農業フェアで馬の売買が行われていることが知れ渡ったことで、世界中から多くの人が馬を求めてやって来るようになり、ついには農業フェアの名前まで変わってしまいました。
 現在の馬祭りでは、期間中毎日ポルトガルの乗馬服をまとった騎手達が会場中に現れ、馬場馬術や障害馬術、馬車の大会を行います。他にも馬だけでなくポルトガルの伝統的な馬具も購入できます。屋台も出ておりポルトガル料理も楽しめます。
 この祭典は10日間ありますが、その間に祝日である聖マーティンの日(11月11日)が含まれるため、現地では「聖マルティーニョの市」とも呼ばれています。
ポルトガルではこの日に焼き栗を食べる習慣があるので、会場には焼き栗の屋台もたくさん出ているそうです。