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サッカー国際大会観戦記【2014年7月号No.136】


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 FIFAワールドカップの、2014年ブラジル大会が開幕。ブラジルと日本の時差は12時間ということもあり、TV観戦で睡眠不足の方も多いのではないでしょうか?今回は、僕が経験した、サッカー国際大会の観戦記をお届けします。

■ シドニーオリンピック

 初めての国際大会観戦は2000年のシドニーオリンピック。シドニーから、日本初戦会場のあるキャンベラまでのバスに乗り込むと、大半の座席を日本人が占めていた。同じ目的でバスを共にしているため、皆が親しくなるまでに時間は要しなかった。キャンベラで宿を同じくした仲間達と、シーツで日の丸を作り、寄せ書きをして試合観戦に臨んだ。会場入りの際、選手達が間近を通り抜けると興奮の渦が巻き起こる。また芸能人も多数観戦に来ており、記念撮影にも快く応じてくれた。試合が終わると毎回、近くの公園でサッカーをしたり、打ち上げをしたりして盛り上がった。ここでの仲間は、生涯の友となった。

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■ 日韓ワールドカップ

 2002年のW杯は、日韓共同開催ということもあり、日本中が盛り上がった。日本戦のチケットは入手困難で、日本対チュニジア戦のチケットを、会場近くの路上で買った。ほぼ日本人のサポーターで埋め尽くされたスタジアムは熱気で包まれ、割れんばかりの歓声は相手を圧倒し、ホームとアウェイの違いを見せつけた試合となった。

■ コンフェデ杯2003

 フランスで開催されたコンフェデ杯では、日本対フランス戦が特に印象的だった。完全にアウェイの会場の雰囲気に呑まれ、サポーターですら勝てる気がしなかった。そんな中、中村俊輔のフリーキックがバルデスをかわしてゴール!僕らの歓声は、ブーイングにかき消されてしまった。結果は2対1の惨敗。完全にアウェイの地で奪取した1点の価値は、テレビでは伝わらないだろう。

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 この記事を書いてる段階では、ブラジルW杯はまだ開幕していない。冊子が皆さんの手に届く頃、日本が決勝リーグに進出していることを願っています。