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足湯【そくとう】「放課後デイサービス ここから」では、足湯が大人気です。
足湯と聞くと、デトックス効果や冷え性の対策というイメージが大きいかもしれませんが、今回は、こどもたちが競って利用したくなる足湯についてご紹介します。


足湯は医療や介護の現場において、全身浴ができない方へ行われています。
40℃くらいのお湯に足を入れておくと、血行がよくなり、体の中に蓄積された不要なものが外に排出され、むくみを軽減する効果があります。
また、温かい血液が体を流れるので体温が上がり、内蔵機能が強くなると言われています。
最近では温泉地や休憩所のようなところで見かけるようになりました。
『ここから』の足湯は、主にリラクゼーションを目的として行っています。
学校から帰ってくると、子供たちは、自分の足湯時間を確認します。
これは自然と身についた習慣です。
「今日の足湯は○○くんの次だから、30分後かぁ。それまでに宿題終わらせちゃおう。」自分でスケジューリングできるようになるという効果も足湯にはあるようです。
「今日疲れたぁ。足のお風呂入ったら頑張れそう。」と、気持ちの切り替え方も学べます。
『ここから』では、足湯の時間は一回6分間と決めています。
長く入りすぎると、お湯の力に頼りすぎて、自然治癒力を弱めてしまう恐れがあるからです。
足の赤み具合を見て、2分以内で延長する場合もあります。
「もうちょっとやっていたいなぁ」と思うくらいがちょうど良い目安となります。
お湯に浸かっている足の指を広げたりしながら、把握反射のストレッチを行うと更にリラックス度が増します。
この時間は、指導員と二人だけの時間です。簡易的に立てるついたても手伝って、個室の雰囲気を漂わせ、素直な気持ちがポロリと聞けます。
他愛もない会話ですが、お互い良い時を過ごせるのです。

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