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300円で燻製窯を作ろう。【2010年1月号】File No.07


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 燻製とは、食材を燻煙することで保存性を高めると共に特有の風味を付加した保存食のことを指します。今回ご紹介するものは『熱燻』という方法。高温かつ短時間で燻製ができますが保存性は良くありません。しかし、燻製の入門としては充分満足がいくはずです。簡単なのに超美味しい。結構はまりますよ!

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■ 食材

 燻製にする食材は何でも構いませんが、ソーセージ・チーズ・ちくわ・鮭・チキンなどは失敗も少なく、美味しくいただけます。食材は、あらかじめ塩や香辛料・調味料などで味をしみ込ませておきましょう。

■ 燻製窯(スモーカー)を作ろう
 ※薫製窯の材料 ステンレス製のボウル×2、ふるい(金網)×1

 燻製窯と言っても、材料を組み合わせるだけなので三秒あればできます。まず、ボウルにふるいをのせ、さらにボウルで蓋をするだけでOK!

■ 燻製にチャレンジ

 ボウルに燻材(桜チップなど)をひと掴み入れます。燻材は、乾燥した茶がらやコーヒー豆などでも結構です。写真では小さめのボウルに入れていますが、直接入れても構いません。次に、食材を入れたふるいをのせ、もう一つのボウルで蓋をします。これを七輪の上に置き加熱。煙が出てきてから三十分程度燻せば燻製のできあがり!

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※燻製は、保存食として世界中で古くから知られた調理法です。日本を代表する燻製『かつお節』の原形は、古墳時代には既にあったようです。