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火おこし器を作ろう【2010年2月号】File No.08


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 七輪やバーベキューコンロを使用する際、炭への着火に苦戦している方をよく見かけます。そんな方に試して頂きたい利器が、煙突効果を利用した『超強力火おこし器』です。単純な原理の応用ですがその効果は絶大。あっという間に火がつきます。もちろん市販の着火材も不要ですので是非作ってみてください。


火おこし器の材料 円筒缶(粉ミルク缶)×2、耐熱アルミテープ×1


■ 火おこし器の原理

 今回製作する火おこし器は、種火に円筒を被せることによる煙突効果を利用したものです。暖かい空気は上昇しますが、円筒を被せることで強い上昇気流が発生します。このため、円筒下部から空気がドンドン取り込まれます。


■ 火おこし器の制作

 火おこし器と言っても、材料を組み合わせるだけなので五分程度で完成。粉ミルクの缶等を二つ用意し、一つは下のみを、もう一つは上下を缶きりでくり抜き円筒を作ります。これを耐熱アルミテープで繋げば出来上がりです。

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■ 火おこし

 丸めた新聞紙を火おこし器下部に入れ着火します。次に火おこし器を七輪に被せ、上から割り箸・炭を投入。後は十分程度放置しておくだけでOK。たったこれだけで、今までの苦労が嘘のように簡単に火が着きます。是非お試しあれ。
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