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「たねから見える私たちの未来」 第24話 (春編)【2026年04月号No.277】


2024-10


こんにちは、Seedおじさんです。
いよいよたね蒔きシーズン真っ盛りですね。
  
 しかし、春なのに、更なる不安や悲しみがいっぱいの事態になってしまいました。
日本人にとっても、エネルギーや軍事防衛や外交と、遠い海の向こうの出来事ではなくなりました。
Seedおじさんから皆さんにお伝えしておきたい事があります。
今私たちの食べている食材の多くがたねから出来ていることに気づいている方は少ないと思います。その命の根源であるたねが日本は90%海外に依存しているのです。スーパーに並んでいる野菜は、国内産地の野菜が8割近いですが、その野菜のたねは輸入しています。たねは産地表示に含まれないので気付かないのです。加工品も辿って行くとほぼ小麦や大豆など輸入されたたねが原料になっていることに気づくことでしょう。
ホームセンターに売っているたねも殆どが海外産の一代交配種(F1種)で、たねを繋いでも同じ形質のものはできません。一代限りなのです。だから輸入し続けるし、農家もたねを買い続けるのです。この不自然な状況があたりまえの世の中になり、日本国内のたね採り農家は激減し、同時に固定種や在来種も消え去って行っています。そろそろSeedおじさんが何をお伝えしたいか気づきましたか?
有事の際に最初に飢えるのは日本人と言われております。
たねを持たない文明はやがて滅びます。

 国は防衛費を上げて、ミサイルを配備したり法律を変えようとしたりしておりますが、真の国防とは、命の根源のたねを自国で自給させる事だと確信しています。
そうです!固定種・在来種のたねを手にして、みんなでたねを繋いで、命を未来へ繋げられる「たねから持続可能な未来」をつくることです。不可能なことを言っている訳ではありません。そして、ごく少数となったたね採り農家も応援して国産のたねを増やすこと。その鍵を握っているのは私たちです。
Seedおじさんは決めました。SeedBankの活動と共に、国内採種の固定種・在来種のたねを販売することで応援していこうと。
 静岡県浜松市にあるたね屋さん、
光郷城 畑懐(こうごうせい はふう)
の中村訓代表にご協力いただき、SeedCafeでその販売を開始しました。
みんなで希望のたねを蒔こう!