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ゆたか接骨院 ~稲葉先生直伝~ 明日から使える豆知識!No.10


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 先ず、スポーツ外傷(けが)とは、スポーツの中での接触や、転んだり、ぶつかったりなどで起こるケガの事を言います。捻挫や打撲、骨折、脱臼、脳震盪などが上げられます。スポーツ外傷は一度の大きな力が働き起きます。それにより、骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れ、脳震盪などが発生します。

 続いて、スポーツ障害とは、繰り返しの力が働き、徐々に負担がかかり、ある時を境に痛みが強くなったり、運動に支障が出てしまう状態です。スポーツ障害には、競技によって、様々な種類があります。又、年齢によっても発生しやすい障害があります。
例えば、野球をしていて、肩や肘が痛くなる、マラソンをしていて、脛(すね)の疲労骨折を起こす、バレーをしていて、膝の下の所が出っ張る等、様々なスポーツ障害があります。原因としては、オーバーワーク、過労、フォーム(姿勢)の問題、栄養問題などが挙げられます。

予防としては準備運動や整理体操をしっかりと行う、疲れをためすぎない、フォームの改善、栄養を十分に取る、違和感などを感じたら早期に治療を行うなどが挙げられます。
 スポーツ障害が発生してしまったら、先ずはどのような状態か知ることが大切です。痛みが強ければ運動を控えるべきですし、運動が出来たとしても、別メニューを行うようにした方がよいでしょう。患部を無理に使わず、治療を行うことで早い競技復帰につながります。

 近年ではスポーツ障害が起きることで、心理的に不安や、競技に対する意欲の低下なども言われています。周囲の理解やサポートなど幅広い援助や支援が必要であるかと思われます。今回も最後までお読み頂き有り難うございました。