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身近な絶滅危惧種【2014年1月号No.130】


■ アジアゾウ

 アジアゾウの牙は、印鑑やピアノの鍵盤など様々なモノに使われてきました。また、装飾用としても非常に価値があることが分かると大規模な狩りが行われるようになり、現在も象牙をめぐる密猟は後を絶ちません。さらに、アジアゾウたちの森が伐採などで狭くなりました。これにより人間の暮らす場所が近づき、農作物を荒らされる被害が出る事から、人間がゾウを殺してしまうなど対立が増えています。

■ レッサーパンダ

 日本では二本足で立つ姿が話題になり、動物園でも見ることが出来るので意外かもしれませんが、絶滅危惧種です。原因は森林の減少です。一つの大きな森に建物などが建つ事で複数に分かれ、行動範囲が狭くなり仲間や餌が見つからなくなってしまうのです。

■ チーター

 チーターは走るのは得意ですが、他の肉食動物と比べると戦いはあまり強くありません。チーター達が暮らす草原が人間に奪われてしまうと、次の縄張りを巡ってライオンやハイエナと争うことが増え、強い動物たちとの競争で数が減少してしまいます。また、せっかく捕まえた獲物を横取りされてしまうことも多くあります。

ファイル 344-1.gif

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