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保温調理器でエコ生活


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 今回は、余熱の力でお料理をする保温調理器をご紹介します。完全なるローテクではありませんが、制作費0円、制作時間0秒と超簡単に利用できます。保温調理器は、Co2
削減ばかりか光熱費削減間違い無しの優れものですので、ぜひお試しください。

 保温調理器といっても、原理はシンプルです。加熱して沸騰させた鍋を火から下ろして新聞紙やタオルで包み、発泡スチロールまたはダンボールの箱に入れて放置するだけです。それでも煮物はほっくり、ゴハンはふっくら。その仕上がり具合に驚くこと間違いナシ!

■ 材 料
・箱(発泡スチロールまたは段ボール)
・新聞紙またはタオル ※上写真参照


■ 調 理
①煮物の材料を鍋に入れ加熱し、5分〜10分間煮込ん で火を止める。※写真①参照
②新聞紙またはタオルで包み、箱(発泡スチロールま たは段ボール)に入れ蓋をする。※写真②参照
③1時間以上放置する。※写真③参照
④食べる前に加熱し、皿に盛る。※写真④参照

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◆ 調理の雑学
※味は煮込んで染みこむのではなく、温度が下がる時に染みこみます。
 保温調理では鍋の温度がゆっくり冷めていくので、時間の経過ととも に味がよく染みこみおいしくできあがります。(火も充分通ります)

※完全に火が通るまで煮続けて味付け、更に煮るという調理法ではおい しい香りが部屋中に逃げてしまいます。保温調理などの適温料理では 香りが細胞膜の中に閉じ込められ、おいしく頂けます。