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広見公園「ふるさと村」 2007年3月号


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 富士山が美しく見えるだけでなく、富士市街や駿河湾も見下ろすことができる絶景ポイントであり、豊かな自然と歴史を満喫できる公園が、東名富士インターのすぐ北にある『広見公園』です。広見公園は、富士市民の「ふるさと村」をイメージし、富士市の歴史・産業・文化を象徴する歴史ゾーンや、水や緑を基調とする修景ゾーンなど、八つのゾーンから構成される富士市を代表する総合公園です。

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 園内には、富士市立博物館と歴史民俗資料館があり、富士市の歩みや地場産業である紙づくりの歴史を紹介しています。さらに、市内に点在した昔の建築物や古墳などが移築・復元された富士市立博物館の野外展示があります。野外展示は、無料で公開されており、奈良時代の竪穴式住居や高床式倉庫・江戸時代の代官や豪農の家・明治時代の小学校・大正時代の医院などの建物が公園内に点在しています。また、彫刻の森には、様々な作家の力作や傑作が見られます。初めて訪れた時、私の恩師の彫刻があったのには驚きました。その隣には、全国の県の木が勢ぞろいした県木の森があり、見事な枝ぶりを競い合っています。

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 広見公園は、市内有数のバラ・桜の名所の一つで、富士市民にはメジャーな公園ですが、富士宮・芝川・富士川在住者などは「行ったことがない」という方も多いようなの、一度足を運んでみてはいかがでしょう。自然あふれる公園を散策しながら、富士市の歴史だけでなく建築の歴史も学べる魅力いっぱいのスポットです。

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■富士市立博物館
開館時間:夏期(4月〜10月)9:00〜17:00
開館時間:冬期(11月〜3月)9:00〜16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)・祝日の翌日
12月28日〜翌年1月4日
入場料:大人100円・小中学生50円

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■歴史民俗資料館
開館時間・休館日は博物館に同じ 入館無料

■お問合せ
富士市立博物館(0545-21-3380)