地域医療の最前線に立ち、市民の健康を守るために日夜尽力する『ドクターＸ』。
ドクターＸは、市民の頼れる存在！困った時のヒーローです。
このコーナーでは、地元で活躍する医師をご紹介します。

■病児保育室『おんぷ』

　富士市本市場の北西医院は、トータルファミリーケアという名に相応しく、内科・小児科・訪問診療科を開設し、幅広い世代の方々の診療を行います。また、県内でも４カ所にしかない『病児保育室』を設けています。富士市では北西医院だけという事もあり、需要度も高く、市内の離れた地域からも訪れるようです。医院２階の空き病室を有効活用するために医療者として何が一番役立てるかと考えた時、２児の父親である院長は、同じ子どもを持つ親の気持ちを察し、この地域に必要である病児保育室を始める決心をしたそうです。病児保育室とは、子どもが病気の時や病気回復期である時に、保育園等に預けることが困難な場合に預かってくれる保育室の事です。子どもは、急な発熱や病気にかかる為、子育て世代の方々にとっては心強く安心して任せられる、富士地区唯一の施設です。

■コミュニケーションの重要性

　「普段、診察の中で大切にしている事は、患者さんとのコミュニケーション」と話す院長。その心がけは実習にきた医学生にも診察等の基本と併せて教える事です。期待されているものを把握する努力を心がけ、患者さんの病気だけでなく、その背景にあるものを察してあげられるように努めています。子どもと接する際にも、子どもを上から目線で見ないように、子どもの人格を尊重して診療にあたります。子どもにとって病院は、不安や怖いイメージがあります。それを感じさせないようにする院長の姿勢が、子ども達にとっても安心できる環境につながっているのだと実感しました。

■休日の楽しみ

　休日の過ごし方の質問に「休日は子どもと出掛ける事が多いです。先日も、戦隊物のショーを見に行きました。」と笑顔で話す院長の、優しい眼差しが印象的でした。

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【略歴】
静岡県立富士高等学校卒業
東京慈恵会医科大学卒業
国立東京第二病院（現東京医療センター）内科系研修医
国立東京第二病院総合診療科
慈恵医大柏病院総合内科・救急診療部
賢仁会杉山病院内科（沼津市）
ＮＴＴ東日本伊豆病院リハビリテーション科
静岡県立静岡がんセンター緩和医療科
東京医療センター小児科・産婦人科
慈泉会相澤病院（松本市）、健育会西伊豆病院
トータルファミリーケア北西医院院長
プライマリケア・家庭医療の見学実習・研修を受け入れる診療所医師のネットワーク前代表
富士在宅医療ネットワーク副運営委員長
日本プライマリ・ケア連合学会指導医、中部支部幹事、静岡県支部代表
全国病児保育協議会静岡県支部長

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北西医院
〒416-0906　 静岡県富士市本市場148-1
ご予約・お問い合わせTEL：0545-61-0119
(診療開始30分前～診療終了時間まで受付)

診療科目：内科/小児科/訪問診療

※1　水曜日は休診となります。ただし、祝日のある週は原則として診療を行います。
※2　土曜日は8：30～12：00までとなります。
※診療科・時間等は受診前に電話でご確認下さい。

北西医院HP：http://www.kitanishi.jp/
※携帯電話用サイトは上記のQRコードを読み取っていただくか、直接URLを入力してご覧下さい。

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