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新築・リフォームガイド 【バリアフリーの注意点】

富士市・富士宮市 新築・リフォームガイド

悪質な詐欺事件などで、建築・リフォーム業界不振が続いています。そんな中、よくある質問に「どこに頼んだら良いのかわからない。」という事柄があります。この質問は、『何を重視するのか』によって答えが変わってきますので、簡単には解答できません。しかし、頼む前に何を知っておくべきかは答えられます。という訳で、このコーナーでは、リフォーム前に知っておくべき事柄をできるだけ簡単に紹介していきます。胃腸薬は『食べる前に飲む』を心がけ、リフォームは『頼む前に読む』を心がけましょう。

富士市・富士宮市周辺地域の新築・リフォームに関する御用命は、Outer-Network(創建事業部)にお任せください。また、当コーナーでとりあげて欲しい事柄がありましたら、Outer-Network(創建事業部) 宛にメールください。
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■バリアフリーの注意点

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最近、バリアフリーという言葉をよく耳にします。それに乗じてか「将来に備えて手すりを取り付けましょう」などという提案がされる場合があるようです。しかし、この提案は果たして正しいのでしょうか。

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■タイミング

高齢者や障害者にとって生活しやすい空間が『バリアフリー』です。床などの大がかりなリフォーム工事をする時には、段差をなくしておいた方が良いでしょ う。しかし、手すり等を「将来に備えて」という事は、オススメできません。なぜなら、今は右利きであっても、将来どちらの握力が強いかで、手すりの方向も 変わり、腰の曲がり具合等で高さも変わります。ですから、局部のバリアフリーは『必要になった時に対処する』という事がベストだと思います。

■将来に備える

リフォームをする際に、将来に備えての『手すりの取り付け』は不要ですが、いろいろな状況を想定した下準備をしておくことは必要です。例えば、将来、手すりを取り付ける可能性がある壁には『下地を入れておく』ようにすれば、いざという時の対処がスムーズになります。

バリアフリーの工事内容は、個々の身体的状況によって大きく変わります。『トータルな工事は前もって、局部の工事は、必要になった時に』というのが良いでしょう。