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デジカメ講座 第3回 ■ 影の効能  ■ 敷物の効能 2006.08

デジカメ講座 第3回 ■ 影の効能  ■ 敷物の効能 2006.08

■ 影を意図的にコントロールすることで立体感が増す!

ファイル 458-1.gif


小物を撮る時、影を気にしたことありますか? 何も考えずに撮っていませんか? 様々なシーンでカメラを構える時、光源の位置や方向で次のような特徴を秘めた写真を写すことができます。

真上=影が見えず、立体感が出ない。
斜上=影が写り、立体感が出る。

 たったこれだけのことを意識して撮るのと、そうでないとでは写真の出来栄えに明らかな違いがでてきます。これからはしっかりと意識して写しましょう。今回はサンプルとして「紙皿と砂糖」を撮ってみました。上からの光源と、斜上からの光源を見比べて下さい。立体感の違いがわかるはずです。

■ 敷物を敷くだけで、中古の小物が新品に見える!

ファイル 458-2.gif

「文は人なり」と同様に「写真は人なり」です。写真には、撮った人の人柄が出ているように受け取られてしまうことがよくあります。「清潔感溢れた写真は清潔な人」「乱雑な写真はだらしない人」が撮ったと思われてしまうことがあります。特にネットオークションに出品する写真は、見ず知らずの人に見せる写真なので注意が必要です。写真のイメージ一つで落札価格に大きな違いが出て来ます。下の写真を見て下さい。どちらが良く見えますか?ほとんどの人が右の写真の方が良く見えるはずです。左は明らかに「中古」ですが、右は「新品」と言ってもわからないと思います。これだけ見た目に違いが出ているにもかかわらず、違いは、ガラステーブルの上に「白い紙」を敷いたか否かというだけです。

 とても簡単ですから明日からでも試してみてください。いくつか注意点がありますので、ご参考ください。


注意1=敷物の色によって写真のイメージも変わるのでいろいろな色で試してみよう。
      極力無地のものを敷こう。

注意2=鏡やガラスなどは、まわりの物や照明を映してしまうので敷物とするには細心の注意が必要。

注意3=余分な物が写らないようにしよう。

是非、試してみてください。