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記事一覧

2020年6月号(No.207) That's 雑学

■ 『し』が15個もある!珍地名
2006年に合併した鹿児島県志布志(しぶし)市の市役所付近は、『志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所』と読みます。住所を書くのが大変そうです。

■ 人間以外で指紋がある動物
人間以外で指紋を持つ動物はゴリラやチンパンジー、一部のイタチ、コアラだけです。物を掴んだり木に登るなど、独自の進化で指紋を手に入れた動物達なのです。

■ 世界一短い詩
蛙の詩人と呼ばれた日本の詩人・草野心平は、たった一文字『●』だけで、詩を完成させました。詩の題名は『冬眠』、蛙の冬眠を『●』という黒丸で表現したのです。

■ 風邪の語源は『風』
風邪の語源は、古代の中国医学で、自然の中で吹く『風』のことを指します。自然現象の中で湿気や乾燥、寒暖など環境変化で、体に悪影響を及ぼすと考えられました。

■ 罵声を浴びさせるお祭り
茨城県笠間市で行われる『悪態祭り』では、白装束で天狗を装った13人が祠にお供えをして回る間に、参拝者が天狗に向かって悪態をつき、お供え物を奪い合います。

■ 世界一過酷な自転車レース
それは、『パリ・ブレスト・パリ』という世界最古の自転車レースです。自転車王国フランスのパリとブレスト、1200キロのコースを90時間以内に往復します。

■ 『まな板の鯉』はなぜ動かなくなるの?
鯉の横腹に側線(そくせん)という繊細な器官があり、そこを包丁で撫でられると失神します。鯉が抵抗を諦めて動かなくなる様子に見える事から、この諺が生まれました。

■ 『月(つき)』と呼ぶ理由
夜空に浮かぶ丸い物体を『月(つき)』と呼ぶ理由は、月は太陽の光を受けて光るため、『太陽に次いで光る→次(つぎ)→月(つき)』になったといわれています。

■ 古代エジプト王家が滅んだわけ
古代エジプト王家が途絶えた理由は代々から近親交配を繰り返し、重い遺伝的疾患で亡くなる王族が続出したためです。王家は神の末裔であると信じたが故の悲劇です。

■ 牛の『ギアラ』
牛には4つの胃が有り、小腸にいちばん近い第四胃のことを『ギアラ』といいます。また、他の3つの胃は発酵分解を担うのに対し、ギアラは消化液を分泌する胃です。

■ コンセントの穴は何のため
固定する為です。コンセントのプラグにある穴は、コンセントにプラグを差し込むと、内部にある『ボッチ』という突起が穴に引っかかり、抜けにくくなる仕組みです。

■『ぶぶ漬け』ってどんな料理?
ぶぶ漬けは、京都で『お茶漬け』を意味します。尚、お湯は京都弁で『おぶ』や『ぶ』と呼び、ご飯にお湯を掛ける料理を『ぶぶ漬け』と呼びます。

■ 踏み絵にアレがない!
江戸時代、キリスト教の信徒をあぶり出すために使われた『踏み絵』で、天草の隠れキリシタンが迷いなく踏めた理由は、踏み絵にロザリオの装飾がなかった為です。

■ スーツの起源は乗馬
19世紀末、英国貴族は健康維持のため朝早くに乗馬し、その格好のまま宮中に向かう事が朝の日課でした。その乗馬服が、やがて礼服に変化していきました。

■ 疾病に苦しむ民を救う『そうめん』
平安時代、飢饉や疾病による救済を三輪山の神社に祈願したところ、神からお告げを賜り、三輪の里で小麦を育て、挽いた粉で作った麺が、そうめんの始まりです。

■ 世界共通の言葉になった日本語
それは、『KAIZEN(改善)』です。作業効率を上げるため業務改善に取り組むトヨタ自動車の改善活動が、海外の製造業界に普及し、世界共通の言葉になりました。