今回は、富士市のハンドベルグループ『MAUハンドベルリンガーズ』をご紹介致します。
■ 発足&活動紹介
MAUハンドベルリンガーズは、富士市立吉原一中の同窓生で結成されたグループです。2000年に開催された富士市立吉原一中の学年同窓会で幹事が余興として演奏したのを機に活動を開始しました。現在、土屋厚子代表のもと、男性3名・女性7名の計10名で演奏活動を行っています。
グループ名の『MAU』はメンバーの生まれた年の干支である『午』(UMA)を反対から読んでMAUと名付けました。同時に、大空へ『舞い』『舞う』の意味合いも込められています。活動は、毎年恒例となっている富士市総合文化祭や広見公園稲垣邸の演奏会、富士山こどもの国の演奏会、施設への慰問演奏、その他各種イベントでの演奏など、精力的に行っています。
クリスマスシーズンの定期演奏会では、ピアノ、ヴァイオリン等の各種楽器、ゴスペルや琴、三味線等の和楽器、創作舞踊との共演、影絵を使用したミュージカルのコラボ等、既成概念にとらわれない演奏に挑戦しています。
■ ハンドベルの魅力
ハンドベルは、一人一人が楽器の一部分となり、全員でひとつの楽器を奏でていきます。そして、メンバーの気持ちがひとつになった時に初めて美しい音色が生まれ、音楽が完成されます。また、色々な音色を出す為に多彩な奏法があり、動きも様々なので、聴覚だけではなく、視覚的にも楽しめます。
■ 今後の抱負
今後について「来年は、グループ結成20年目の節目の年です。メンバーも年々高齢化していますが、認知症予防も兼ね、チームワークをモットーに、息の長い演奏活動を続けていきたいです。」との抱負を頂きました。