このコーナーでは、月刊無料情報誌「アウターネット」で紹介した、地元(富士市・富士宮市・旧富士川町・芝川町)のお勧めスポットや史跡・名勝・文化財・観光スポットなどを紹介しています。

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北山本門寺 2008年7月号

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 北山本門寺は、日興門流の五つの有力本山(富士五山)の一つとして知られています。正式呼称は『法華本門寺根源』、山号は『富士山』、通称は『重須本門寺』です。

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■ 本門寺

 「富士一跡門徒存知の事」によれば、寺塔を建立する景勝地は富士山であり、そこに建立されるべき根本の寺が『本門寺』であるとされています。つまり、日蓮宗にとって『本門寺』という名称は、日蓮の教えの中心であり「根本中の根本」を意味する特別なものと言えます。ですから、本門寺を建立することは、日蓮の遺志を継ぐことでもあるのです。

■ 日興

 北山本門寺の初代の住職である日興は、日蓮の弟子で、日蓮六老僧の一人です。日蓮正宗など富士門流では日蓮の唯一の正統な後継者と見なされており、白蓮阿闍梨と称されています。

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■ 北山本門寺

 日興は一二九三年に、石川能忠の寄進をうけて北山に重須談所を設けると、同時に、本堂・御影堂・垂迹堂の建設にとりかかり、五年後の一二九八年に落成。日興は晩年の三十六年間を重須談所で過ごした。

 境内は、日興上人お手植の巨杉も現存するなど、七百年の歴史が漂います。

※富士五山
 日興門流の五つの有力本山(上条大石寺・北山本門寺・西山本門寺・小泉久遠寺・下条妙蓮寺)の総称。

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まちなかご利益MAP 2008年6月号

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浅間大社を中心としたまちなか「ご利益MAP」を作成しました。
空白に、あなたのコメントを入れて地図を完成させてください。全部廻って完成したら、富士宮名物『曽我漬』をプレゼント!
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※プレゼントの受け渡しは、増田屋本店にておこな います。必ず『御利益MAP』をご持参ください(↑地図は、アップロードファイルをクリック)。

■スタート(富士宮駅)

■神田市神社(市神さんと呼ばれる商いの神様)

■神田蔵屋敷稲荷神社(大宮城の蔵屋敷に祀られた神社)

■福石神社(わくぐりさんと呼ばれる子育ての神様)
※6/30に、大祓の行事「ちの輪くぐり」が行われる。

■富士山本宮浅間大社(富士山を御神体とする浅間神社の本宮)

■水神(高砂酒造敷地内に祀られる水神さん)
※水神さんへのお参りには、許可が必要です。

■栄橋稲荷神社(湧き出る御霊水には、龍神様の御利益が!)

■地主稲荷大明神(文具の蔵「Rihei」敷地内。蔵や湧水も必見!)

■富士山本宮遷麺大社(遷麺大社は、「お宮横町」内にあります!)

■神田宮(お田植えさんと呼ばれる湧水と五穀豊穣の神様)

■棹地稲荷神社(日本で唯一と言われる測量の神様)

■ゴール(増田屋本店)

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  • 増田屋本店
    富士宮市中央町8-13
    8:30〜19:30 
    水曜日のみ10:00〜17:00
    年中無休
    ☎ 0544-26-3380

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富士の巻狩の宿所となった名家 2008年5月号

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源頼朝が『富士の巻狩』の際の宿所とした井出家は、中世以降の歴史を持つ名家です。江戸時代中期の火災により、建物の建築年代は定かではありませんが、現存する高麗門と長家には、近世日本建築の特徴が随所に見られます。

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■ 高麗門

 井出家は、鎌倉時代以降の国人士豪で、戦国期の中、武田氏の駿河進出とその焦土作戦の犠牲にもならず存在し続けました。城郭の門に多くみられる『高麗門』は、井出家が、村の殿様として地域の経済・社会・文化の発展に寄与し、地域の人々から最も信頼されていたことを示すものであると言われています。

■ 長家

 井出家は、豊臣秀吉・徳川家康の天下統一による兵農分離政策により、百姓身分に格付けされました。江戸時代の上層農家に多く見られる『長家』があることから、古くからの建築様式を継承していることがわかります。

■ 狩宿の下馬桜

 頼朝が巻狩りを行った際に、馬をつなぎ止めたと伝えられている樹齢八百年のヤマザクラ。国指定特別天然記念物であるこの桜は、赤い芽と白い花が特徴で、別名『駒止めの桜』とも呼ばれている。枝張りは14mにも達し、日本五大桜の一つとしても知られています。

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徳川幕府最後の将軍となった15代将軍「徳川慶喜」は、この桜の木にちなんで、「あわれその 駒のみならず 見る人の 心をつなぐ 山桜かな」と詠んでいます。

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井出家・狩宿の下馬桜
静岡県富士宮市狩宿98-1

富士川最大の難所「釜口峡」2008年4月号

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 日本三大急流の一つとして知られる富士川。中でも富士川最大の難所として恐れられた『釜口峡』は、川船やいかだが難破し、多くの人命が失われました。富士川にかかる唯一の吊り橋があった場所でもあり、その姿は、世界的浮世絵師である安藤広重の作品にも見受けられます。

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■ 唯一の吊り橋

 釜口峡にかかっていた富士川唯一の吊り橋の歴史は古く、身延山へ向かう日蓮上人が、この橋を通って内房に渡った(鎌倉時代)と伝えられています。その後も「富士川には橋がなかった」のですが、これは家康の防衛政策により「橋をかけさせなかった」と言うほうが正しいようです。

■ 釜口峡

 断崖絶壁で圧倒される景観の釜口峡は、富士川の川幅が一気に狭まり、川水が渦を巻き、あたかも釜の湯が煮えたぎっているかのように見えました。このため村人は「釜」といって恐れたそうです。

■ 水難供養塔

 釜口峡では、多くの人命や物資が呑み込まれ、不安定な吊り橋から落下し命を失う人も後を絶ちませんでした。このため、一六一八年に『水神山・本立寺』を建てて供養しましたが、後に廃寺となり、一八五七年に水難供養塔が建てられました。以後、毎年八月十六日には供養祭がおこなわれています。

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富士川の川幅が一気に狭まり渦を巻く『富士川最大の難所』として恐れられていた。曲がりくねった流れと断崖絶壁の景観は圧巻。

大棚の滝と琴平古墳 2008年3月号

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 いつものようにぼんやりと地図を眺めていると、富士市に滝があることを発見しました。富士市民にはお馴染みの滝かも知れませんが、富士宮市民の私は、富士市に滝があるという事すら知りませんでした。しかも、滝に行く途中には古墳まであるではないか。知ってしまったからには行かずにはいられません。小雨の降る中、強行突破し『大棚の滝』と『琴平古墳』に行ってきました。

■ 場所

 大棚の滝は、県道22号線(根方街道)沿いにある須津小学校を北上し、須津川沿いにひたすら登ると到着します。琴平古墳に行くには、須津小付近で人に訪ねると良いでしょう。

■ 琴平古墳

 この古墳は、六十七基からなる中里古墳群の中核として約千五百年前に作られた直径31m、高さ5mの円墳で、富士市では、伝法にある伊勢塚古墳に次ぐ大型の円墳とのことです。

■ 大棚の滝

 大きなアーチ橋を見上げながら進むと見えてくる吊り橋。その向こうに『大棚の滝』があります。アーチ橋の上から見下ろす滝も最高で、富士宮市の朝日滝を知った時と同じくらいの感動を受けました。滝の上方には山神社や山荘・展望台があるようですが、雨が強くなってきたので行くのを断念。次は、晴れた日にゆっくり行こうと思います。

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須津川渓谷は、愛鷹山系随一の美しい渓谷と言われている。シーズン的には紅葉時期がベストだが、年間を通して四季折々の美を満喫できるようです。今回の取材で、野生の猿を見たことは何よりも驚きました。