ボランティア団体『富士宮市いやしの空間プロジェクト』により、企業や市民からの約四百六十万円の募金で、富士宮市立病院の中庭に『イングリッシュガーデン』が完成。
■ イングリッシュガーデン
以前はガラス越しに眺めるだけだった待合ロビー横の中庭は、病院を訪れた誰もが楽しめる憩いのスペースにリニューアル。ベンチに腰掛けたり、ゆっくりと草花を見ることができるようになりました。バリアフリーにも配慮されており、車いすのまま中に入ることができます。大きなパーゴラに絡み合っているつるバラからは、のびていこうとする生命の強さを感じます。
■ オープンガーデン富士宮
花の苗は『オープンガーデン富士宮』のメンバーが育てたものが植えられました。この団体は、個人の庭を一般公開し、多くの人々に楽しんでもらうと共に、人と人との交流の輪を広げ、まち全体の環境美化を目指しています。現在、十六軒が賛同していますので、素敵な庭を覗いてみてはいかがでしょう。
■ リハビリ庭園
病院南側にある内科の入口のリハビリ庭園も生まれ変わりました。階段の手すりの壁には、富丘小学校の児童達による夢のある絵が描かれています。中庭と合わせてご鑑賞下さい。