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沼久保 水辺の楽校【2011年8月号No.101】


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■ 水辺の楽校

 近年、子どもたちが自然とふれあう場所が少なくなったと言われています。そこで、川を利用して自然とふれあえる身近な遊び場・環境教育の場となる『水辺の楽校』づくりが全国的に進められています。
 富士宮市沼久保は、富士川の舟運の要所として栄えた地区で、岩盤の露出した河床や柱状節理、広大な礫河原や沼があります。また、カワセミや岩ツバメが確認されるなど、生物的にも多様な生活環境が形成されています。国交省は、この恵まれた自然環境と歴史的資産に着目し、平成十九年度から市と連携して『水辺の楽校』整備を進めました。
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■ 楽校案内

 平成二十二年八月に完成した『沼久保地区水辺の楽校』は、蓬莱橋(ほうらいばし)のたもとを入った場所にある、駐車場やトイレはもちろん、東屋まで完備された公園です。花壇には綺麗な花々が咲き、水中生物や水鳥たちの集まる沼の隣のグラウンドでは、様々なスポーツを楽しむことができます。また、遊び場階段から河原に降りると、バーベキューはもちろん、富士川での水遊びもでき、ラフトというゴムボートを用いた川下り(ラフティング)も盛んに行われています。幅広い目的で利用できますので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょう。