デジカメ講座 第23回 ■ ホワイトバランス(WB)って何だぁ〜? 2008.12
▲ホワイトバランス(WB)=曇
デジカメは、撮影に関するほとんどの設定を自動で調節してくれるのでとても便利です。しかし、思った色と違う色になってしまったことがありませんか?そんな時は、設定を手動で行う必要があります。今回はホワイトバランスについて学びましょう。
▲WB=オート
■ ホワイトバランス(WB)
同じ白でも太陽の下と蛍光灯の下では見え方が違います。白を白く再現するための機能がホワイトバランスです。通常は自動で調節してくれますが、青っぽく映ったり、赤っぽく映ったりした場合は、手動でホワイトバランスを操作して調節します。
▲WB=太陽光
■ 積極的な使い方
手動でのホワイトバランス操作は、光源を選ぶだけ(太陽・曇・電球・蛍光灯・自動など)なのでとても簡単です。しかし、白を白く映したい時より、全体を赤っぽくしたいという時に使う方が有効です。例えば、夕日や電球など、雰囲気のある光源下の場合、ホワイトバランスがオート(AWB)だと、自動で色が補正されてしまうため、味気ない写真になってしまうのです。
そこで、あえて手動で設定を変更すると、赤が強調されたり青が協調され豊かな雰囲気の写真が撮影できます(写真参照)。
▲WB=蛍光灯
ホワイトバランスは、撮影の状況やカメラの種類によって補正の度合いが異なるので決まったノウハウはありません。いろいろ操作してみて楽しむのが得策です!
▲WB=電球