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Dr.X 2014年5月号 【大富士病院】 荻野 信 医師

地域医療の最前線に立ち、市民の健康を守るために日夜尽力する『ドクターX』。
ドクターXは、市民の頼れる存在!困った時のヒーローです。
このコーナーでは、地元で活躍する医師をご紹介します。

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社会復帰の基盤が整った病院

富士市中野にある『大富士病院』は、他病院には無い外郭団体が存在し、訪問看護、デイケア、OT(作業療法士=Occupational therapistの略)などの患者さんの社会復帰に向けた基盤が備わった病院です。また、ホテルのように明るく美しい院内は、病院という事を忘れてしまいそうな雰囲気に満ちています。副院長を務める荻野信医師は、聖マリアンナ医科大学を卒業後、同大学病院の神経内科、精神科入局を経て、大富士病院の医局長に着任しました。2011年度は、臨床精神神経薬理学に関する論文の栄光『ポール・ヤンセン賞』受賞という経歴も持ちます。『病気をみずに人をみる』という基本理念のもと、常に患者と向き合い、治療を進める、笑顔の素敵なドクターです。

人と向き合う医療

創設からまもなく60年を迎える大富士病院は、2年後に完成を目指した新病棟建設が着工されたばかりです。日本の医療界では医療費が増大してきた為に、医療の効率化が進められ、病床の削減や入院期間の短縮を余儀なくされています。『病が治れば、それで終わりというのではなく、退院後の患者さんの社会復帰まで考える医療こそが、人と向き合う医療』という副院長の熱い想いを聞き、大いに感銘を受けました。同時に、このような『人と向き合う医療』こそ、今後の日本医療に必要であり、本当の意味での『質の高い医療』と言えるのではないかと感じました。
『精神科というと敷居が高いイメージがあるようですが、その敷居をどれだけ下げられるか。ちょっとした悩みや相談でも、気軽に来院できる環境づくりこそ大切です。その実現に向け、病院全体で取り込んでいきたい。』という心強いお言葉をいただきました。

スポーツで交流

小学生からサッカーを初め、大学時代には部長を務めました。一時は、プロを夢見たこともあるという荻野医師。現在は、近隣病院の職員と様々なスポーツで交流を図り、より密な信頼関係の構築に務めています。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

1978年 長野県大町市生まれ
1986年 静岡県富士市に転居
2002年 聖マリアンナ医科大学卒業
同 年 聖マリアンナ医科病院 臨床研修医
2004年 同病院神経科内科入局 神経内科任期付助教
2008年 同病院 精神神経科入局
          精神神経科 診療助手
          精神神経科 助教
          精神神経科 医長
2013年 医療法人財団新六会大富士病院 医局長
2014年 同病院 副院長

【学位・認定医・その他】
 医学博士
 日本内科学会認定内科医
 精神保健指定医
 日本精神神経学会精神科 専門医
 2011年度 ポール・ヤンセン賞受賞

【所属学会】
 日本内科学会会員
 聖マリアンナ医科大学医学会会員
 日本臨床精神神経薬理学会会員
 日本精神神経学会会員

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大富士病院
〒417-0809 富士市中野249-2
TEL:0545-35-0024 Fax:0545-35-0028

診療科目:神経科/心療内科/精神科

※休診日:日曜日/祝祭日

医療法人財団新六会 大富士病院HP : http://www.ofuji.or.jp/

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