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Dr.X 2015年4月号 【広見医院】竹之下政興 医師

地域医療の最前線に立ち、市民の健康を守るために日夜尽力する『ドクターX』。
ドクターXは、市民の頼れる存在!困った時のヒーローです。
このコーナーでは、地元で活躍する医師をご紹介します。

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良き出会い

 富士市大渕の広見医院。介護老人保健施設も併設し、小児から高齢者まで幅広い世代の方々が安心して通える医療環境が備わっています。竹之下政興理事長は、御年80歳にして現役の医師です。鹿児島出身の理事長は、実家が産婦人科だったという事もあり、中学から親もとを離れ、勉学に勤しみ、父と同じ医師の道に進むべくその後、東京医科大学へと進学しました。大学時代は、一度産婦人科を目指しましたが、良き先輩と巡り会い、救急の内科の道を志す決心をしました。大学卒業後は、大学病院で経験を積んだ後、昭和45年に広見医院を開業しました。「見ず知らずの土地で開業するにあたり、苦労もありましたが、良き仲間や地域の人々に助けられながら今日までやってきました。」と話します。理事長の日課は、毎朝誰よりも早く出勤し、患者さん一人一人に声をかけて回ること。「薬のような人間になれと言われて育てられたから、常に優しさと癒しの療養を提供することを心掛けている。」という言葉がとても印象的でした。医師と患者との間に大切な『信頼関係』は、日々の会話の中で培われるのかもしれません。

医療の原点

 富士市へ移り住み、救急医療の体制が整っていない現状を目の当たりにしました。このままではいけないと、医療関係者や行政へと根気強く働きかけ、ついに富士市にも救急医療センターができました。医療の原点である救急。救急医療センターが完成する前までは、救急の患者さんにも対応すべく、日曜日も休まなかったそうです。「患者さんを診るのが私の仕事だからね。今でも救急の患者さんがいれば、日夜を問わず対応するよ。自分が薬を飲むようになるまでは医者を続けたい。」と笑顔で語ります。今後は、子育て支援室や低所得者向けの老人施設を作りたいとのこと。理事長の夢は、まだまだ続きます。

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【学歴・経歴等】
 東京医科大学卒業
 同大学病院インターン終了 
 同大学内科学教室医員
 同大学霞ヶ浦病院内科勤務医員
 東京都北区恭愛病院内科医長
 広見医院開業
 医療法人社団広見会理事長就任
 社団法人富士市医師会会長(2期)
 「介護老人保健施設ひろみ」開設
 ひろみ居宅介護支援事業所開設
 学校法人森島学園 富士リハビリテーション専門学校校長
 第2回認知症短期集中リハビリテーション研修
 (厚生労働省の定めるかかりつけ医認知症対応力向上研修)終了
 富士信用金庫総代
 東京医科大学同窓会幹事並びに創立100周年記念事業支援委員会委員

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広見医院
〒417-0801 富士市大淵39-1
(昼・夜)TEL:0545-21-5089
(昼・住民案内用)FAX:0545-21-6892

診療科目:内科/小児科/リハビリテーション科/精神科

※木曜日・土曜日の午後は休診です。
※休診日:日曜日/祝祭日
※診療科・時間は受診前に電話でご確認下さい。

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