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2023年 10月【2023年10月号No.247】

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■ 見えて当たり前、見る力は普段あまり意識していない方が多いのではないでしょうか?実は「見る力」に弱さがあると、様々な点でお子様に困りが発生します。ここでお話しする「見る力」とは、眼科で行う視力検査とは少し違って、ものを見る仕組みのことを言っています。

■ ものを見る仕組みは、まず、眼球を動かして、脳に視覚情報をインプットします。次に、情報処理を行います。ここで必要な見る力は視知覚認知です。その後アウトプットします。これには、目と手や体の息の合った動きが必要となります。単純にものを見るということは、通常ですと生まれてきたときにはもうできていますが、「見る力」というのは発達とともに身に付いていく、もしくは、身に付けていくものなのです。

■ 「見る力」のどの段階に課題があるのかを見つけることはとても重要です。

■ インプットの段階で課題のある場合は、主に眼球運動のトレーニングを実施ます。眼球運動といっても苦手さは大きく三つに分けられます。①一般的に言う寄り目(輻輳)や開散が苦手なタイプ、②見る位置を飛ばして捉える衝動性眼球運動が苦手なタイプ、③ものを追い見続ける滑動性眼球運動が苦手なタイプなど。それぞれの苦手さにあったトレーニングを行います。また、情報処理の苦手さがあれば、視空間認知のつまずきのフォローやアウトプットの苦手さには不器用さに対してのフォローを行います。

■ お子さんの困りごとの原因が「見る力」にあるのか?気になる方は是非ご相談ください。(無料相談受付中)