富士山本宮浅間大社の東側登山道を登ると右手にすぐ見えるのが城山公園です。城山公園は市街地では最も広い公園です。今回は、城山公園と隣接する若之宮浅間神社をご紹介します。

■ 城山公園
　
　城山公園は戦没者の慰霊平和塔のほか、多目的広場があり、野球やゲートボールなどに利用されています。1月11日には出初め式が行われるなど、地域の行事を行う場としても活用されています。園内のトリムコースは、ジョギングや散歩など、市民の健康推進の場として親しまれ、現在公園整備も着工し、より快適な場として生まれ変わります。

　■ 若之宮浅間神社

　富士山本宮浅間大社の祭神の木花之咲耶姫命の第一王子火照命をお祀りしており、若之御前や一王子社とも称され、現在では若之宮浅間神社の名で親しまれています。また、第一王子と二之宮浅間神社の祭神の第三王子は、あの有名な『海幸彦・山幸彦』の神話のモデルとして知られています。

■ 大宮縄状溶岩

　新富士火山から噴出した溶岩が当地まで流れつき、冷えて収縮し、表面に縄状模様を成した珍しい溶岩です。縄というよりは線状になっており、苔や草も生えている為少し分かりにくいかもしれません。