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静岡県水産技術研究所 富士養鱒場【2014年10月号No.139】

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 『ニジマス』の生産量が日本一を誇る富士宮市。今回は、富士宮市猪之頭の『ニジマス』と深く関わりのある、静岡県水産技術研究所富士養鱒場を紹介します。

■ 富士養鱒場

 ニジマスは北アメリカ太平洋岸の河川原産で、明治10年に卵で初めてアメリカより移入された魚です。大正15年からは、ニジマスの養殖を政府が積極的に奨励し、産業的確立が叫ばれました。静岡県水産技術研究所富士養鱒場は、そんな背景から、昭和8年に国内で3番目に開設されました。平成9年には、生産業務が民間に移管され、ニジマスを中心とした種苗の生産と供給をはじめ、マス類の増養殖等に関する先進的な研究が行われています。

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■ 隠れた観光スポット

 富士山麓の自然豊かな場所に位置する富士養鱒場では、多くの生き物たちも姿を見せることがあるようです。敷地面積約1万4千坪の広大な敷地には、飼育施設・研究施設を始め、管理棟や展示室などもあります。展示室では、淡水魚の飼育水槽やパネルなどの資料が展示されており、ニジマス養殖技術に関する事などが学べます。また、釣堀ではニジマス釣りが楽しめます。富士養鱒場の魅力は、何と言っても『見て・体験』できる事。富士宮市の隠れた観光スポットとして、全国のファミリー層からも注目を浴びています。

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