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迫力満点!!沼津港大型展望水門『びゅうお』【2015年4月号No.145】

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沼津港に日本最大級の水門があるのをご存知ですか?今回は、景色・眺め等を意味する『ビュー』と、魚の『うお』から命名された、『びゅうお』の魅力に迫ります。

■ 巨大な扉

 沼津港のシンボルとも言える巨大な水門『びゅうお』は、静岡県が津波対策として建設した、日本最大級の津波水門です。沼津港の内港から外港に出るところに設けられ、幅40m・高さ9.3m・重量406トンという巨大な扉体は、地震により想定される津波の被害から多くの人々の命を守ります。震度6弱以上の大地震発生時には、自動的に水門が閉まる仕組みになっており、人々の安全を守る役割がある一方、展望施設も併設されており、観光名所としての役割も果たしています。

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■ 展望回廊からの絶景

 巨大な水門だけを見るのも良いですが、展望施設からの絶景をぜひご堪能下さい。地上約30mの高さにある展望回廊からは、視界360度の大パノラマが楽しめます。眼下には駿河湾が広がり、北を見渡せば愛鷹山、富士山、南アルプスの堂々たる姿を見ることができます。想像以上の絶景に、感動と興奮を隠せません。

■ ちょこっと寄り道

 びゅうおの北側には、松林が美しく、本居長世の記念碑等がある、『港口公園』が隣接しているので、海風を感じながら、のんびり散歩するのも良いでしょう。また、沼津港名物『深海魚丼』も、食べておきたい一品です。グロテスクな深海魚からは、想像できない美味しさにビックリです!

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