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Dr.x 2017年8月号 【将来を担う若手医師】篠原 慶 医師

地域医療の最前線に立ち、市民の健康を守るために日夜尽力する『ドクターX』は、市民の頼れる存在!困った時のヒーローです。今回は、富士宮市出身の若手医師をご紹介します。

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医師として

富士宮市出身の篠原慶医師は、聖光学院中・高等学校を卒業した後、浜松医科大学医学部へと進学。小・中学生の頃は、まだ特に将来の夢もなかったのですが、高校の病院ボランティアを機に、医師という職業に憧れを抱き、医師を目指そうと決意しました。医学部時代は、弓道部に所属し、文武両道に励みながら毎日を過ごしました。浜松医科大学卒業後は、静岡県立総合病院にて2年間の初期研修を行い、様々な診療科を周りながら知識や経験を深めていきました。急性期の病気の中でも神経分野の病気に興味を持ち、自分の志望する専門科を神経内科に決定し、今年の4月からは、焼津市立総合病院の神経内科へと着任。現在、神経内科の外来・入院患者に加えて、救急の患者の診察も行っています。神経疾患は、症状が多種多様で一筋縄ではいかない部分があり、難しい分野ですが、とても勉強になると言います。

趣味

束の間の休日に、旅行やドライブに出かけるのが楽しみと言う篠原医師。ソースカツ丼を食べにふらっと長野へ行ったり、車で九州まで旅行にと行ったりと、そのフットワークの軽さに、驚きます。今まで訪れた中で一番印象に残っている旅先は、四国で、特に高知や愛媛の道後温泉は良かったそうです。次に行きたい旅先は、九州・鹿児島だそうです。観光するだけでなく、その土地のグルメを堪能するのが旅の醍醐味と言います。

今後の目標

今後は、急性期治療に力を注ぎたいです。脳梗塞も4.5時間以内であれば、TPA(血栓溶解療法)が可能な為、後遺症である麻痺が残らずにすむ場合があるそうです。急性期治療を行い、少しでも患者さんが良い状態で今後の治療を進めることができるように、患者一人ひとりと向き合い、その患者さんの将来を見据えた治療に取り組んでいきたいと目標を語って頂きました。今後、篠原医師が地域医療を担い、活躍してくれることを期待します。

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【略歴】
静岡聖光学院中・高等学校卒業
浜松医科大学医学部卒業
静岡県立総合病院にて初期研修
焼津市立総合病院神経内科医 

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