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楽器の宝庫『浜松市楽器博物館』【2016年2月号No.155】

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世界最大規模の『楽器のまち』として知られる浜松市には、日本で唯一の公立楽器博物館があります。今回は、JR浜松駅から連絡通路を歩いて約2分、市のシンボルとも言える複合施設『アクトシティ浜松』のDゾーンに位置する浜松市楽器博物館をご紹介。
 
■ 世界各国の楽器

楽器好きの私が浜松市楽器博物館に来館するのは、今回で4回目。世界中から集められた約1300点の楽器等が展示されています。また、様々な楽器の音色を視聴できるので、音楽好きにはたまりません。順路に従い進むと、まずはアジアの楽器が並びます。豪華な装飾が施されたガムランなどの楽器に私の目も輝きます。階段を降り、地下のオセアニア楽器展示コーナーでは、ヴァヌアツのタムタムがお出迎え。これは、世界最大の儀式用割れ目太鼓で、日本には3台しかない貴重な楽器です。地下フロアには、鍵盤楽器を始め、ヨーロッパやアフリカ、アメリカの楽器が勢揃い。時間を忘れて見学してしまいます。

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■ 体験ルーム

 この博物館で特筆すべき事は、楽器の『体験ルーム』があることだと思います。インドネシアのアンクルンやアフリカのジェンベ太鼓、トーキングドラムなど、実際に手にとって体験できる楽器が数多くあり、毎回私も息子も大はしゃぎで色々な楽器を鳴らしまくります。中でも、パイプで作られた楽器は、実際に手作りできそうなので、「いつか必ず自作しよう」という夢を抱きつつ、帰路に着きました。

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