三島市に昨年12 月に完成した『三島大吊橋』愛称『三島スカイウォーク』。今回は、歩行者専用吊橋としては日本一の長さを誇る『三島大吊橋』の魅力についてご紹介します。
■ 眺めて・歩いて・感じて
日本一高い富士山と日本一深い駿河湾を眺望できる場所に、日本一長い吊橋が完成しました。全長４００M、高さ70.6M、歩道幅1.6M、主塔の高さ44M。スケールの大きさと安全性はもちろんのこと、歩行性やデザインも重視して作られたそうです。受付ゲートをくぐると、橋の全景が目に飛び込んできて圧倒されながらも、美しさにしばし見とれてしまいました。吊橋と聞いて、わくわくドキドキでしたが、素晴らしい景観に飲み込まれるように歩みも軽く橋に向かって進みます。橋の幅は車イス同士がすれ違えるように通常よりも広く、ワイヤーも眺望を考慮して作られています。また、適度な揺れを楽しめるように設計されており、まさしく吊り橋を渡っているという実感がたまりませんが、高所恐怖症の方には、刺激が強いかもしれません。
■ ショップも充実
施設内には、カフェやギャラリー、休憩スペースなどがあり、エスカレーターを昇った先には、花が降るショップ『スカイガーデン』もあります。明るく開放的な空間を演出する花のシャンデリアの下には、地場産にこだわった土産品が並びます。大きな苺が入ったいちご大福と、野菜のフレッシュジュースを飲みながら、地元に誇れるものが増えたことを、誰かに自慢したくなりました。
