今回は、いよいよ製作に入ります。必要な材料は、直径25ミリのアルミパイプ・輪ゴム・画鋲・角材です。1オクターブの黒鍵を抜いた、ドレミファソラシドの、計8本を作ってみましょう。製作道具として、金鋸・鉄やすり・ドリルをご用意下さい。演奏用のハンマー等もお忘れなく!
■ はじめの一歩
パイプは、短くなるほど音程が高くなります。切ったパイプの音程が、高くなりすぎた場合を考え、一番低い音から作りましょう。理論的には最初の一本の長ささえ決まれば、残りは、下図に示した計算式に従って切り、微調整していくだけです
■ ポイント!
上表に、低いドを基準とした、各音程の理論値と実際値を記しました。高い音になるほど誤差が大きくなりますので、ド→レ→ミというように、各音の長さを微調整しながら、次の音を計算していくことがポイントです。
全ての音を切り終わったら、節の位置をマークします。次に、60センチ前後の角材を上写真のように並べて固定し、節の位置に合うように画鋲を刺し、パイプの上下に輪ゴムを掛け完成!
ウインドチャイム(風鈴)を作りたい方は、構成音をドミソなどのコードで作ると良いです。