地獄の門は、トルクメニスタンのダルヴァザという村にある崩落した天然ガス田です。
地名から、英語で「ダルヴァザガスクレーター」とか「ゲート」とも呼ばれていますが、2018年トルクメニスタンの大統領が正式に「カラクムの輝き」と名付けました。
しかしこの見た目から「地獄の門」という通称が定着しています。
地獄の門は、元々1971年にこの地を訪れたソビエト連邦の技術者によりガス田の発見がされましたが、調査の最中に崩落が起きました。
放出された毒ガスが近隣住民に悪影響を与えないためにガスに火をつけたのですが、当初数週間で消えると思われた炎は、50年以上たった今も燃え続けています。
しかし2022年、トルクメニスタン大統領は、「長年に渡りガスが燃えていることで、近隣の環境や住人に悪影響を与えている。国民の幸せのために使える資源が失われている」として、地獄の門の本格的な消火活動を命じました。
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