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2020年5月号(No.206) That's 雑学

■ 志村けんの手話は『アイーン』
標準手話ではないですが、有名人など特定の人物を簡単な手話で表すあだ名のことを『サインネーム』といいます。志村けんを指す手話は、ギャグの『アイーン』なのです。

■ 茶業界の『ホイロ上げ』①
お茶の生産製造終了を『ホイロ上げ』といいます。昔の製茶工場は手揉み作業で、焙炉(ホイロ)という手揉み台を片付けて仕舞うことから、『ホイロ上げ』と呼びました。

■ 茶業界の『ホイロ上げ』②
機械製造に変わった今でも、『ホイロ上げ』という言葉は茶業界のみ使われています。お茶の生産時期の区切りに、茶農家や取引先などでホイロ上げ(慰労会)を行います。

■ 北海道だけの気象用語
北海道には、『リラ冷え』という気象用語があります。初夏にライラック(通称:リラ)という花が咲く頃、寒さがぶり返す現象が起こる為、北海道のみ使われています。

■ 他馬に輸血できる馬
『ユニバーサルドナー』という輸血用馬は、稀有な血液を持つ馬で、月に1度の採血で、他馬に自身の血液を提供します。子馬の免疫低下や貧血などの治療に使われます。

■ 隠れろ!『ロックダウン・ドリル』
銃を持った不審者の侵入に備えて、避難した建物や部屋の窓やドア等に鍵を掛けて、身の安全を図る訓練です。銃撃事件の多い国の学校では、定期的にこの訓練を行います。

■ 日本の柴犬が洋犬に嫌われる理由
それは、日本の柴犬の特徴に関係します。洋犬には無い、『①立ち耳、②胸を張る、③上向いた尻尾』という柴犬の特徴が、威嚇する体勢だと誤解されているからです。

■ どさくさの語源は『佐渡(さど)』
『佐渡』の逆さま言葉という諸説があります。江戸時代、幕府は佐渡金山の働き手(囚人)を確保するため、突然賭場に踏み込み、博徒狩りで混乱する様子を言い表しました。

■ 人工呼吸器=酸素マスクではない!
酸素マスクと混同されがちですが、人工呼吸器は看護師が重症化した患者の喉を弓なりに反らし、太い管を気管の奥まで差し込み、外からガスを送り、肺を膨らませます。

■ アメリカのボストン茶会事件
アメリカは元々紅茶文化でした。1773年、重税に不満を抱いたイギリスの紅茶商人が、輸入品の紅茶を海に廃棄した為、紅茶の代用にコーヒーを飲むようになりました。

■ ラクビーの監督がベンチにいない理由
ラクビーの試合で指揮を取る監督はベンチではなく、観客席にいます。ラクビーは『試合は選手たちのもの』という精神から、選手達の状況判断に委ねているのです。

■『ツバメが低く飛ぶと雨』の理由
ツバメの餌となる虫が原因です。空気中の湿度が高くなると、水蒸気が虫の羽について重たくなる為、自然に低く飛びます。ツバメはその虫を目掛けて飛ぶわけです。

■ 下半身を露わにして命拾いした女流作家
それは平安時代の女流作家・清少納言です。出家して尼になった彼女は、暗殺者に僧兵と間違われて殺されそうになり、下半身を露わにして女だと訴え、命拾いしました。

■ イカの祖先は貝だった?!
烏賊(イカ)はもともと貝の仲間です。大昔、イカの祖先はアンモナイトのような硬い貝殻を背負って海を泳ぎましたが、進化過程で貝殻が不要になり、今の姿になりました。

■『喃語(なんご)』で話そうね
生後0~10ヶ月の乳児が、自ら発声する意味のない言葉のことをいいます。『あ~、う~、えっ』など泣く以外の喃語で発声することが、発声活動の第一歩なのです。

■ また『鯖落ち(さばおち)』した!
『鯖落ち』は、ネット用語の『サーバーダウン』にかけています。ネットゲームやアプリ等のアクセス集中による、通信障害『サーバー(鯖)+ダウン(落ちる)』になります。