太陽の力をあなどってはいけません。天候にもよりますが、20ℓくらいの水ならわずかな時間で40℃以上のお湯に変えてくれます。今回は、アウトドア用のシャワーポンプと太陽熱を利用した『ソーラーシャワー』を作りましょう。年間を通して、かなりの光熱費が削減できますよ!
■太陽の力
1平方メートルに降りそそぐ太陽の日射量は、1時間あたり約1キロワットにも達します。これは、電気ストーブと同等のエネルギーです。しかし、このエネルギーは消失しやすいため、いかに効率的に取り込み保持するかが重要なポイントです。
■集熱・断熱・蓄熱が基本
晴れた日に水を入れたポリタンクを外に放置してもぬるま湯にしかなりません。快適にシャワーを浴びるには、40℃前後のお湯が必要です。このお湯を作るには『集熱・断熱・蓄熱』性能を備えたソーラーボックスを作る必要があります。
■ソーラーボックス制作
ソーラーボックスの制作には、ベニヤ板・透明の波トタン・黒色ラッカースプレー・木ネジが必要です。言うまでもありませんが、シャワーを浴びるためには、ポリタンク・シャワーポンプ・水も必要です。