(有)アウターネットワークは静岡県富士市、富士宮市周辺地域の活性化を目指しています。   Outer-Network

記事一覧

2008年3月号(No.60)


■ 酒の強さを言う『上戸・下戸』の由来
奈良時代の律令制では、大戸・上戸・中戸・下戸に世帯を分類。上戸は20〜60歳の男子が6〜7人の世帯、下戸は2人の世帯。男子数の多い上戸は酒の消費量も多い。

■ イスラム教圏でのトイレマナー
トイレに入るときは必ず左足からと決まっています。さらに、用を足しているときに話をしてはいけないし、連れションなんてもっての他です。キビシーッ!

■ パンストの秘密
最近のパンストは、丈夫で薄い。片足ずつ編まれていくのですが、一足分には6000〜7000mのナイロン糸を使います。ちなみに、染色は編み上がった後にします。

■ 防弾チョッキの弱点
防弾チョッキは、銃弾だけでなく、爆発や自動車事故からも身を守る優れもの。しかし、チョッキである以上、手足や頭部は守れません。また、約2.5キロと少々重い。

■ 梅に雨と書いて梅雨?
梅の花が咲くのは普通1〜2月の寒く乾燥した時期。それなのに、なぜ湿気の多い6月を「梅雨」と書くのでしょうか。答えは、梅の実が熟す時期が梅雨時だからです。

■ あいつの正体を見破った!
目を擦った後などに、半透明の糸くずのようなものを見た経験があると思います。あの正体は毛細血管から放出された赤血球の残骸。つまり、眼球内部を漂うゴミなのです。

■ クイズの起源
昔、アイルランドのダブリンの至る所に「quiz」と言う意味のない落書きが書かれました。この謎の言葉が謎を呼び、いつしか言葉自体が意味を持つようになりました。

■ トライアスロン誕生秘話
アメリカの海兵隊員達が「水泳と自転車とマラソンで一番過酷な耐久レースは?」と盛り上がり「全部まとめてやるのが一番過酷」となり、実際にやってみたのが始まり。

■ 座高を測る目的は?
座高測定は、短足かどうかを知るためではなく、明治時代の健康に対する考え方に基づいて測定。座高が高い人は内臓が発達していて健康体だと考えられていたのです。

■ 京間と江戸間の大きさの違い
関西では畳の広さを基準にして家を建て、関東では家を建てた後、柱と柱の寸法に合うように畳を作りました。このため、江戸間より京間のほうが広いのです。

■ 相撲は日本の国技か?
明治42年、両国に大相撲の常設館が完成し、その名前を「国技館」とした。その名前から相撲=国技というイメージが広まったが、相撲を国技と定めている法律はない。

■ 紙幣にはなぜ肖像画が使われる?
肖像画が使われる最大の理由は、偽札の防止です。肖像画は、真似して描いたとしても少しの違いで違和感を覚えるので、気付きやすいのです。

■ バスの座席で酔いにくい所は?
車輪の上は地面からの振動をまともに受けるので×。縦揺れが最も少ないのは、前輪と後輪の中間。つまり、酔いやすい方は、真ん中の座席を選ぶと良いでしょう。

■ ラジオ体操の功労者
ラジオ体操が始まったのは、テレビの普及していない昭和3年。では、誰が体操の振り付けを教えたのでしょう。実は、郵便配達員が手紙とともに人々に伝えたのです。

■ おぬし、何藩の者だ?
江戸時代が舞台の時代劇で「おぬし、何藩の者だ」と言うのはおかしい。なぜなら、旧大名の領地を「藩」と呼んだのは、明治2年〜4年の2年間だけなのです。