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記事一覧

2010年2月号(No.83)

■ 寝言に返事をしてもいいの?
寝言は、脳の一部は覚醒しているが体が寝ている状態。もし返事に対し返事があるようなら、脳は外部の刺激に反応し、安眠できず体調を崩す可能性があります。

■ 木刀で切腹
切腹といえば武士の責任の取り方ですが、江戸時代の中後期になると戦が減り、軟弱な武士が増え、切腹は名ばかりで実際は「介錯人」が斬首していました。

■ 小槍の上で踊れるか?
アルプス一万尺の歌詞は日本アルプスのことで、その中の槍ヶ岳の山頂付近を「小槍」と呼び、その難所でアルペン踊りを踊れるぐらいの余裕をもつようにという歌です。

■ 平年算出法
西暦の一の位が1になる年から30年間の平均で、10年ごとに更新されています。これはWMO(世界気象機関)で規定されています。

■ キーンコーンカーンコーン
イギリスの国会議事堂(ウェストミンスター宮殿跡)の時計塔「ビッグベン」で毎正時に鳴る鐘のメロディーです。実は立派なクラシック音楽なのです。

■ 頭取は銀行のイメージ?
銀行だけでなく普通の会社でも使われています。元々は雅楽の首席演奏者のことを「音の頭」と呼び、歌舞伎では「音頭取り」や「頭取」と言いトップを表していました。

■ 蛇の目猪口(じゃのめちょこ)
魔除けの模様として蛇の目になっています。また、蛇の目の色合い、蛇の目と白い部分の対比で日本酒の評価をします。正式に利き酒容器となったのは明治44年です。

■ シャワーに対して、「カラン」とは?
カランは蛇口のことで、鶴を意味するオランダ語「クラーン」に由来します。長い管が鶴の首に似ているというわけです。ちなみに、クレーンも同じ語源です。

■ 力士の下がりの役割
以前は化粧まわしのようなものでしたが、今は太い縄になり、本数は縁起を考えて奇数本。隠れてはいないけど、お客さんに見せないようにという気配りなのです。

■ 五体とは?
一般的なのは「四肢+頭部」。東洋医学では「筋+脈+肉+骨+皮」、仏教では「額+両膝+両肘」、さらに「頭+腕+胴+足+心」や「頭+頸+胸+手+足」。

■ 耳掻きのコケシ
贅沢品を禁止されていた江戸時代に、かんざしの先を曲げ耳掻きの形にして実用品として規制から逃れていたなごりです。お守りの意味はありません。

■ 切手類の販売手数料
販売所による有利不利を是正するため、多く売れば率が上がるわけではなく、月に10万円以下なら10%ですが、〜20万円以下なら5%という具合に率が下がります。

■ いたちごっこ
「いたちごっこ」は、何人かが向かい合って手を出し、手の甲を順番につねって上へ上へと行くだけでいつまでも続く昔の遊びです。

■ 観光地写真
絵葉書やポスターなどに使われる観光地の風景写真は誰一人いない風景だけの写真になっています。殆どが合成写真ではなく、カメラマンの忍耐で撮られているのです。

■ 完全失業率の定義
ILO(国際労働機関)の国際基準に準拠したもので、働く意志と能力があるのに調査期間(1週間)中、収入を得る仕事を「1時間以上しなかった」人の率です。

■ 爪楊枝の飾り
単なる飾りに過ぎませんが、日本の爪楊枝は白樺などを使用しているため細かい装飾が可能で、その技術力は素晴らしく、一部は高級品として欧米に輸出されています。