■ 出版社からの報酬
著作権者へ検印の数(発行数)に応じて支払われることが出版社から見ると税金に似ているところから印税という言葉が作られました。実際には税金とは無縁なのです。
■ 銭湯の湯桶
昭和30年代、木桶から合成樹脂製の桶にかわっていきました。湯船のお湯で掛け湯をする習慣がある関西では重過ぎないように、関東のものより一回り小さくできています。
■ 青いバナナ黄色いバナナ
熟したバナナは未知の病害虫が寄生しやすいため、バナナは青くてまだ熟していないものだけが輸入され、その後熟成を促すエチレンガスで黄色くします。
■ 起き上がり小法師
禅宗の祖といわれる達磨大師(菩提達磨)という僧侶がモデルで、もとは中国の「不倒翁」という底が丸くオモリの入ったおもちゃに達磨大師の顔を描いたのが始まりです。
■ 平安式メイク
当時は顔が大きいことが美人とされ、眉毛を剃ってかなり高い位置にポツンと眉を描くことで顔を大きく見せていました。また髪が黒く顔が白いことも美人の象徴でした。
■ フランスの外人部隊
普段の給料は高くなく月給は10〜20万円程度。ところが戦地に行けば2〜5倍になり、5年の期間を終えるとフランス国籍を得られます。
■ 桜の開花予想
現在はコンピューターで予想でき、夏頃の雨量、季節ごとの平均気温、つぼみの重量などを過去のデータをもとに気象庁の予測式に当てはめると開花予想日が決まります。
■ ウォッシュレットの誕生
ウォッシュレットトイレのノズルの位置は、開発会社のたくさんの社員による用足し実験で、ベストな位置に調整されたという涙ぐましい努力の賜物なのです。
■ 108回の除夜の鐘
語呂合わせのように四苦八苦だから4×9+8×9=108という説があります。ちなみに、四苦は生老病死、八苦は四苦+愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦の事です。
■ ドーナツ型丸椅子のメリット
ビニール張りでも長時間座って蒸れず風通しが良いだけでなく、穴が開いていれば椅子を重ねて真ん中に腕を入れるだけで片手でたくさん運べる優れた椅子です。
■ 駆けつけ三杯
どんちゃん騒ぎは、一つの杯の酒を上座から下座へと三回飲みまわしてからという平安時代以後の儀式。遅刻者に三杯飲ませ、堅苦しいことはこれで終わりという意味です。
■ 金魚は最後まで面倒を見る覚悟で
金魚は自分でエサを確保することが出来ず、目立つ体なので敵から逃げるということもままならず、ほとんど野生化しないので、無責任に放流すると死んでしまいます。
■ 演算の記号の由来
「−」は減るとつけていた横線。「+」は横線を追加する時に縦の線で取り消し。「÷」は分数の分子と分母を記号化したもの。「×」は「数学の鍵」という著書で使われ一般化。
■ 幸運のクローバー
クローバーは愛と希望と信仰のシンボル。特に四つ葉のクローバーは、十字架に似ていることからキリストの教えに結びつけ、幸運の意味を加えたと言われています。
■ 助手席の役割
日本でタクシーが登場した頃は、助手さんと呼ばれる人が隣に座り、道順の指示や通りにくい所での誘導、また、着物姿の乗客が多かったためその手助けをしていました。
■ 日本一部屋が暖かい県は?
ウェザーニューズによる「全国部屋の温度調査」によると日本で一番部屋が暖かいのは北海道で21.55℃。ちなみに一番寒いのは鳥取県で16.97℃です。