幸福のカギは、
　　　　　　『体・友・金』
このコーナーでは、人生100歳時代を豊かに生きるための方法を提案します！
　超高齢化社会の到来は、人生１００歳時代の幕開けでもあります。少子化、人口減少、老後２千万円問題など、巷では暗いニュースばかりが目立ちますが、果たして、本当に日本の未来は暗いのでしょうか？日本の未来はわかりませんが、せめて、自分の未来くらいは明るくしたいものです。そこで今回は、人生をハッピーに生抜くための条件について考えてみましょう。

■ 不幸とは何か？

　何が幸せで、何が不幸なのかをはっきり説明できる人は多くないのではないでしょうか。幸福とか不幸と言う概念は、一見漠然としているようですが、実は意外と簡単に定義づけられます。ここでは、次の三つが満たされた状態を幸福と言い、一つもない状態のことを不幸と言います。

①心身ともに健康である
②家族や友人関係が良好である
③生活に必要なお金がある

　どれも当たり前のような事柄ですが、この三つが全てみたされている人は、意外と少ないのです。逆に言うと、この一つでも満たされていれば不幸とは言い難く、三つ全てが満たされていれば幸福であるといえます。右下の図を参考に、まずは自分がどの状態にあるのかを考えてみてください。

■ リア充・プア充・ソロ充

　①②③が満たされている人は現実の生活（リアル）が充実してお
り、このような人を「リア充」と言います。①②が満たされている。つまり、お金はないけど友達はいるという人を「プア充」といいます。そして、友達はいなくても、一人で楽しくやっているという①
③が満たされているような人を
「ソロ充」と言います。多くの場合、これら①②③が全くない人は「不幸」を感じます。また、一つしかない人も生活に虚しさを感じやすい状態にあると言えます。

■ 幸福は近くにある

　①②③の中で最も大切なものは②で、家族や友人関係が良好であれば、健康を害したり、貧乏でもある程度の幸せは感じられます。また、①③は関係性が強いため、どちらか一方が崩れると、両方を失ってしまう可能性が高く、不幸へと転落してしまいかねません。幸福はすぐ近くにあります。あまり欲をかかず、①②③をバランス良く保つことが大切です！