■ 概要
富士市の田子の浦港の東側にある『富士と港の見える公園』は、その名前の通り富士山と港の両方が見える公園です。田子の浦港には、石油基地があったり工場が多いのでときおりタンカーや大型船舶も港に入ってきます。公園内には、ツリーハウスのような展望台、遠くからも目を引く白く巨大な仏舎利塔、阿字神社などがあります。また、石水門碑や見附跡などこの地にまつわる史跡や、すべり台などの木製遊具もあります。このように、様々な要素を合わせ持つ『なんとも不思議な公園』と言えます。
■ 展望台
展望台からは、港と富士山がよく見えます。立地が工場地帯の中にありますので、手前側は工場のやや無機質な風景というのが、この公園の特徴でしょうか。
■ 吉原宿
東海道が整備される戦国時代まではこの辺りが吉原宿とされていました。当時は船渡しが行われており、そのための番小屋(見付け)が設けられていました。江戸時代になると、街道は左富士を通り今の吉原商店街を通るコースに変更されました。