資産家が飼うべき
ペット ベスト3!!
このコーナーでは、人生100年時代を豊かに生きるための方法を提案します!
ペットと言ったら猫と犬が不動の地位を確立していますが、資産形成という観点から考えると、脚光を浴びるべき動物は違ってきます。今回は、私の飼育経験を基に、飼うべきペットベスト3を選出します。
■ 蓄財の基本から見るペットの選定
第二回でも伝えましたが、蓄財の方法は、①収入を増やすか、②支出を減らすか、③資産を殖やすかの3つしかありません。一方、ペットは、愛情を注ぐ対象であるため、愛情の注ぎがいがあれば、動物の種類を問いません。
そこで、資産形成とペットを両立させる選定基準として、次の3つがあげられます。
① 愛情をかければ、とても懐く
② 飼育コスト(支出)が低い
③ ペットが実生活に貢献してくれる
ここで重要なのは③で、ペットが実生活に貢献してくれるので、ペットでありながら、客観的には※資産と考える事ができます。以上の観点からベストなペットを選定します。
※資産とは、保有することで長期に渡って利益を生んでくれるもの
■ 第3位=ミニブタ
ミニブタは、とても人懐っこく、すぐにお腹を出して摩って貰いたがります。草食に近い雑食性のため、残飯はもちろん、雑草も食べてくれます。このため、生ごみは劇的に減るでしょう。八百屋さんなどから野菜くずを貰えば餌代0円生活も可能です。また、排便は決まった場所でするのでトイレのしつけも楽にできます。お風呂や睡眠も一緒にできますが、好奇心旺盛でイタズラ好きなので、室内で飼う場合は物の置き場所などに工夫が必要です。頭も良いため、ある程度の芸も身につけます。ハーネスが無くても逃げたりはしませんが、散歩時は必ずハーネスをつけましょう。
■ 第2位=ニワトリ
鳥類を飼うなら、断然ニワトリがオススメです。ひよこから飼えば、とてもよく懐きます。庭で放しても基本的には遠くに行きません。餌やりの時に鐘を鳴らすなどの習慣づけをしていれば、見えなくなっても、鐘さえ鳴らせば、一目散に戻ってきます。メスであれば、ほぼ鳴かず、生後半年以降は無性卵を毎日のように産んでくれますので、大変助かります。残飯も雑草も何でも良く食べますが、市販のニワトリの餌も与えたほうが卵の産みは良くなります。百円ショップでも買えるワイヤーネットで囲ったチキントラクターを作れば、家の敷地内の雑草は完全に無くなると思って間違いないです。
■ 1位=ヤギ
群れる習性を持つヤギは、甘えん坊で、ペットとしてはとてもオススメです。草取りでは絶大な力を発揮しますし、しつければ犬と同じくらい楽に散歩できますが、トイレのしつけは出来ないため、散歩時にはホウキとチリトリが必須です。このため、室内飼いは難しいと言えます。また、角は時として危険な場合があるため、生後一週間くらいで除角してあげましょう。草食なため肉類の残飯処理はできませんが、野菜くずや雑草で給餌コストは不用です。種類によってはミルクを絞ったりチーズを作ったりもできます。
■ まとめ
もうお気づきだとは思いますが、今回挙げたペットたちは、一般的には家畜として扱われている動物たちです。しかし犬や猫も、もともとは家畜でした。裏を返すと、家畜は人間との親和性が高く、愛玩動物として育てれば、すぐに家族の一員になり得るのです。生涯を共に暮らし、実生活でも役にたってくれるペットは、日々の生活を豊かにしてくれます。特に、歳を重ねるごとに大変になる庭の草取りを喜んでやってくれている姿はとても微笑ましいものです。また、家庭系可燃ごみの約20%を占める生ごみは、その約80%が水分です。残飯を無くし、生ごみを減らすことは、CO2削減にもつながるため、社会貢献という面からも一約買っています。今回は「資産家が飼うべきペット」として、ヤギ・ニワトリ・ミニブタを取り上げました。私の会社では、これら愛玩動物のレンタルや販売もおこなっていますので、興味のある方はご一報下さい。
℡ 0544(27)0201 植村 勝博