デジカメ講座 第21回 ■ 花に集まる生き物を撮ろう! 2008.10
花を見ていると心が癒されます。そして、花には多くの生き物が集まってきます。今回は、花に集まる生き物に焦点を当ててみましょう。日常では見えない何かが見えてくるはずです。
今回の撮影のポイントは、大きく分けて次の3点です。
① 何が主役なのかをはっきり させる。
② 撮影する角度に気をつける
③ 背景の色に気をつける。
以上の3点に気をつければ、きっと満足のいく写真が撮れるはずです。是非トライしてみて下さい。
■ 基本はズームマックス!
テレビドラマや映画と写真は似ている所があります。つまり、主役は何人もいらないということです。写真撮影の場合、背景をボカすことで何が主役なのかがはっきりしてきます。ズームを最大にして撮影すると、背景がボケやすくなります。また、被写体と背景の距離が遠い程ボケの効果が上がります。
■ 写真はやっぱり3D
写真の面白さは『二次元の空間をより三次元的に演出すること』と言っても過言ではありません。正面や真横から撮影すると、平面的な写真になりがちです。撮影する角度を少し変えるだけで、出来栄えに大きく影響することが多々ありますので、より立体的に見える角度からの撮影を心がけましょう。上の写真は少し平面的ですね。
■ 暗いからこそ星は輝く
当たり前のことですが、昼間は明るいので星は見えません。星は、周りが暗くなってはじめて輝きます。この当たり前のことをよく考え、被写体が輝けるような背景を選びましょう。背景一つでイメージも大きく変わります。一般的には、被写体と背景が同色だと輪郭がボヤけ、逆の色だと輪郭がはっきりします。