今回は、富士市青葉台小のＰＴＡの有志で2004年に発足した影絵劇団『Kage│Ｂｏｓｈｉ』をご紹介します。

■ 発足&活動紹介

　2004年の発足以来、和久田恵子代表のもと、当時の青葉台小ＰＴＡの母親仲間16名と活動を続けています。
　当時、携帯型ゲーム等の普及により、子ども達の本離れが問題となっていました。そんな中、耳からだけでなく、視覚的に想像力をかき立て、物語の世界に連れて行きたいと考え、シルエットだけの映像＝影絵を上演したのが、活動のきっかけです。活動の原点である作品が『セロ弾きのゴーシュ』で、その後、毎年異なる作品を青葉台小で上演してきました。青葉台小での公演は、今年で15年目になる
　そうです。また、それ以外にも、旧稲垣家での公演や富士川ふれあいホールでの公演も毎年行っています。毎年公演をこなしていく中で、発電機のバッテリートラブル等、様々なトラブルも乗り越えてきました。

■ 影絵の魅力

　影絵は、不思議な世界（異空間）を体感する事ができ、想像力を広げられる点に魅力を感じます。本を読まない、読めない、読書が苦手な子ども達も、影絵を見ながらお話を読み聞かせると、目を輝かせるのです。

■ 今後の抱負

　16名のメンバーと共に、できるだけ長くこの活動を続けられるように頑張りたいですと抱負を語って頂きました。