デジカメ講座　第28回　■ 赤ちゃんをかわいく撮る!! 2009.09

　いい写真といわれる条件は、

■目的（何を撮りたいか、何　を表現したいか）

■露出（光の加減が目的に合　っているか）

■ピント（撮りたいものにあ　っているか、手ぶれはない　か）

■構図（バランスの良い被写　体の配置）

　以上の事を守った上で、被写体が、表現に対して誇張されていればＯＫです。

■ マンネリからの脱却

　撮りためた写真を見ていると「似通った写真が多い」と感じることはありませんか？

　そのような人は、構図について考えてみましょう。見せたい被写体が画面の中心にある「日の丸構図」ばかりの写真になっていませんか。日の丸構図は、安定した構図な反面、面白みに欠けます。上写真のような三分割法を取り入れてみてはいかがでしょう。また、日の丸でも、アップにしたり、斜めに撮ることで変化が生まれます。

▲三分割法
　水平線・垂直などは赤線上に、ポイント　となるものは黒点上に合わせます。

■ 逆光とレフ版

　より印象的な写真を望むなら、逆光での撮影にトライしてみましょう。逆光での撮影は、手前側が影になりますので、レフ版などで影を和らげてあげることが大切です。

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いわゆる「日の丸構図」の典型的な例。顔が画面の中心に位置しているため、無駄な空間が多く感じられます。

■ 目線

　撮影時の目線にも気をつけましょう。大人目線ばかりでなく、赤ちゃん目線で取ることで、赤ちゃんの世界観を取り込みながら撮影できます。赤ちゃんの目線と同じ高さでカメラを構えてみましょう。

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アップにして斜めに撮ることで「日の丸構図」に変化が生まれます。

■ 背景ボケ

　目元にピントを当て、背景をボカしてしまうことで、あたたかでやわらかい表情を表現することができます。被写体と背景の距離をとり、ズームで撮影すれば、背景がボケた写真が撮れます。

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三分割法を取り入れ、背景をボカすことで、マンネリ写真からの脱却を計りましょう。

　ちょっとした一工夫でマンネリ写真から脱却できますので、是非お試し下さい。