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2020年7月号(No.208) That's 雑学

■ 走り梅雨って何?
『走り梅雨(はしりづゆ)』は、梅雨に先立って雨が降り続く、ぐずついた天候が続くことをいいます。時期は、梅雨の前の5月中旬から6月上旬にかけてとなります。

■ 両思いになったのに『蛙化現象』①
『蛙化現象(かえるかげんしょう)』は好きな人と両思いになった途端、気持ちが冷める心理のことをいいます。この心理用語は、グリム童話の『蛙の王様』に由来します。

■ 両思いになったのに『蛙化現象』②
『蛙化現象』に陥ってしまう原因は、自己評価の低さ、恋愛経験不足による不安からくるものです。克服の鍵は、自分の長所を認めて自信を持つことと、焦らないことです。

■ 絶品!航空自衛隊名物『空上げ(からあげ)』
航空自衛隊基地の名物料理『空上げ(からあげ)』は、鶏の唐揚げのことを指します。『空上げ』は、航空自衛隊全体で、『より上を目指す』という意味が込められています。

■ 神戸の不思議な案内板
神戸では、百貨店や駅等で『山側』『海側』という案内板があります。理由は、神戸市民は地理的に方角を『北=山がある側、南=海がある側』と空間認知をするからです。

■ 女好きから生まれた『広島のもみじ饅頭』
明治時代、伊藤博文が紅葉狩りで訪れた茶店で、給仕娘の手を『紅葉のようだ、焼いて食べたら美味しかろう』という冗談をヒントに、饅頭屋がもみじ饅頭を考案しました。

■ 懸賞金が半分持っていかれる!
力士が土俵で受け取る懸賞金1本7万円のうち、半分は相撲協会が諸経費や納税の積み立て等で預かります。理由は昔、浪費で税金が払えなくなる力士が続出した為です。

■ 700年前に実在したキラキラネーム
700年前の鎌倉時代にも、キラキラネームは存在しました。『徒然草』で兼好法師が近頃は見慣れない漢字で名づける風潮があり、好ましくないと苦言を零したそうです。

■ コーヒーを飲むと死刑?!
かつてトルコは17世紀頃、イスラム教の観点から珈琲は神に背く飲み物と考えられ、信心深い皇帝ムラト4世は、2杯飲んだ者は海に沈めるという法律を作りました。

■ お願いで『藁(わら)にもすがる』は失礼!
相手にお願いする際、『藁にもすがる思い』という言葉は失礼に当たります。藁=頼りないものという例えなので、助けて頂く相手を『藁』とみなすことになるからです。

■ マオリ族の歓迎の挨拶
マオリ族は、イギリス人が流入するまでニュージーランドに住んでいた先住民族です。彼らは『ホンギ』という、お互いの鼻をくっつけて挨拶する独自の歓迎があります。

■ 映画館の銀幕の秘密
映画館の大きなスクリーンには、直径1mmの穴が無数に開いています。映画館のスクリーン裏側にスピーカーがあり、音声が小さな穴を通り、客席全体に響き渡ります。

■ 暑い…頭が働かないよ
思考中の脳みそは、家電と同じく発熱している状態です。更に暑い部屋にいると、脳が高熱状態になり危険なので、脳の働きをセーブする為、わざと頭が動かなくなります。

■ キリンの首が長いわけ
キリンの祖先は元々、首は長くありませんでした。しかし何千万年前から森を出て草原で暮らすうちに、猛獣から逃走や食物確保などで生き延びる為に進化していきました。

■ 山形県の食用菊『もってのほか』
山形県の名物である食用菊は、『もってのほか』という愛称で呼ばれています。由来は、『天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか』という諸説があります。

■ 日本(にっぽん)』の由来は中国語から
元々、日本の古称は『耶麻騰(やまと)』でした。平安時代から中国との国交で、『ニェットプァン』と呼ぶ中国人の発音をまねて『にっぽん』と発音するようになりました。