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Think of future


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世界中を飛び回り、日本の民族衣装『きもの』の魅力を伝え続ける、山野流装美会会長 川口充子さん。
今回は、きものの世界へご案内。

■着物との出会い
幼い頃から、母親の着物姿を見て憧れを持っていたという川口さん。
山野愛子先生の着付けに感銘を受け、着付けの指導を受けることに。
着付けを始めたことでさらに着物の奥深さに魅力を感じるようになりました。
着物の魅力を伝えるために海外を訪れるようになり、着物を通じて文化の違いを発見することができたり、着物の素晴らしさを改めて実感することができたと言います。
今では数多くの着物ショーを手がけている川口さん。
中でも一番印象に残っている着物ショーは、富士市ロゼシアターの柿落としの際に行ったショーだそうです。
2月25日に富士商工会議所で開催される歌声散歩道では二人のモデルさんと『クイックチェンジ』を披露する予定です。
山野流では『美道』の五大原則『髪・顔・装い・精神美・健康美』を提唱しています。
また、着物は着付けを通して完成し、美しい着物は美しい着付けがあってこそであるというように川口さんの着付けはとても美しく完成されたものでした。


■若い世代への継承
着物は世界の民族衣装の中で一番素晴らしい。
着物は日本人にとっての誇りであり、川口さんにとっては生きがいであるといいます。
「これからも着物の素晴らしさを伝えて生きたい。
もっと多くの人に着物の良さを理解してもらい、日本の伝統文化である着物を、日本女性なら誰でも着られるようになってもらいたい。
そして若い世代にどんどん継承していってほしい。」というお言葉をいただきました。