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『国際平和デー』に黙祷を【2015年9月号No.150】


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■ 9月21日はピースデー

世界では、今も内戦や紛争が絶えることなく起こり、小さな子どもや女性、お年寄りも含む多くの人々が戦火の中で犠牲になっています。こうした中、国連は1981年に『国際平和デー(通称・ピースデー)』を制定し、全世界的な停戦と非暴力そして、1分間の黙祷を世界に求めました。これは国連が定めた平和の記念日で、世界中の国々や人々が平和について考え行動する日とされています。
 1981年にイギリスとコスタリカが9月の第3火曜日を『平和の理想を記念するとともに強化する日』と国連に提案し、議決されたのが始まりで、2001年に第3火曜日から9月21日に変更され、日付が固定されました。

■ 日本から送られた鐘

 ニューヨークの国連本部では毎年、国連事務総長が『平和の鐘』を鳴らすという記念行事が行われます。この鐘は、
60カ国の子供たちから集められたコインが融かしこまれており、日本政府から国連に寄贈されました。

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■ 国際平和デーに参加

日本でも、各地で国際平和デーのイベントが行われます。例えば、平和首長会議の会長である広島市では、原爆死没者慰霊碑に1分間の黙祷を捧げるとともに、市職員が平和の鐘を鳴らし、核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現を祈願する行事が開催されます。また、岐阜県高山市では、同じく正午に寺院や教会など鐘を所有する施設等の協力のもと一斉鐘打が行われます。

 9月21日の正午、1分間の黙祷を捧げ、世界の平和を願いましょう。

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