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~本格的な謡曲・仕舞の稽古場~『臥牛敷舞台』【2018年6月号No.183】


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今回は、富士宮市の粟倉南町の本格的な謡曲・仕舞の稽古場『臥牛敷舞台』をご紹介します。
 
■ 父との思い出の場所を…

 富士宮市元城町在住の高橋千洋さんが当主である臥牛敷舞台は、岳南地区で唯一の能楽・古典芸能等の稽古舞台として再オープンしました。
 千洋さんの父である故・熊崎孝さんは、40年以上謡曲・仕舞を行い、能教室を開いていた他、岳南芸能連盟会長を務める等、日本の伝統芸能や文化の普及に尽力し、自身の夢でもあった本格的な稽古場を建てました。しかし、その後、病に倒れ、平成11年に亡くなられました。千洋さんは自分の子どもの手が離れて、自分のために何かしようと考え、父との思い出が詰まった稽古場の再興に至ったと言います。新しく生まれ変わった舞台は、伝統様式を重んじ、松羽目を模した三間四方となっています。また、床下は、響きの良い謡・仕舞になるようにかめを埋めた本格的な様式です。

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■ 能楽師 田崎甫

 月に2回、出稽古に来る能楽師の田崎甫さんは、4歳から能楽師である叔父のもとで能を学び、中学からは住込みで修行に励み、今年3月に独立、4月から本格的に活動を開始しました。今後は、能楽や邦楽等の日本の伝統芸能の舞台をやりたいとの目標を持ち、同時に若い世代の方々にも普及していきたいと抱負を語って頂きました。

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