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中米の旅の終着地『メキシコ』【2017年4月号No.169】


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■ サンクリ

 グアテマラのケツァルナンゴから、メキシコ南部の町「サンクリ(サンクリストバル・デ・ラスカサス)」に入った。サンクリは、人口12万人ほどの小さな町で、多くの先住民が住んでいる。マーケットには、色とりどりの布生地が並び、メキシコシティーとは全く違った魅力に満ちている。民族衣裳をまとった先住民達は気さくで親切、物価も非常に低く、僕にとってはとても居心地の良い町だ。

■ カサ・カサ

 町を一巡し、サンクリでは有名な『カサ・カサ』という日本人宿に向かった。宿に腰を下ろすと、中米の旅の終わりが近い事をしみじみと感じた。様々な思いが頭を駆け巡る中、宿に設置してある情報ノートを手に取った。日本人宿には大抵、先客達による旅の情報ノートがあり、各々の経験が綴られている。文字を書くのが苦手な僕だが、この旅の思い出の全てをカサ・カサのノートに刻み、何度も何度も読み返した。

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■ サンクリストバル教会

 丘の上にあるサンクリストバル教会は、見ただけで登るのを躊躇してしまう程長い階段が続くが、頂上からの眺めは素晴らしい。余談になるが、メキシコには教会が多く、なぜか、どの教会をとっても愛らしくユニークだ

■ メキシコシティ

宿の仲間達に別れを告げ、記念撮影後にメキシコシティに向かった。中国で出会った友人が「メキシコシティに行ったらディエゴ・リベラを観たらいい」と言っていたのを思い出し、まずはディエゴ・リベラ壁画館で壁画鑑賞。ディエゴ・リベラは、メキシコでは有名な画家で、キュビズムの影響を受けた作風は、観る人々に強烈なインパクトを与える。壁画を堪能し、最後の中米サッカーを楽しむべく公園に行きゲームに参加。一瞬一瞬を噛みしめながら思う存分汗をかいた。試合後の仲間達からの「また来いよ!」の言葉に涙が込み上げて来た。巨大なラテンアメリカタワーの展望台からメキシコシティを望んだ。再来を心に誓い、長く短い中米の旅の幕が降りた。

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